もしも「アルテオンにクーペが登場したら」というレンダリング。さらには「R」化、しかもローダウン＆ワイドボディに

｜　アルテオンは価格さえ下がればもっと売れそうだ　｜

レンダリングアーティスト、Zoki Nanco氏による”アルテオンRクーペ”のレンダリングが公開に。

なお、アルテオン周辺の動きは最近活発になっていて、「アルテオンR」がニュルブルクリンクを走行する様子が撮影されたり、「アルテオン・ワゴン（名称は仮）」のプロトタイプが目撃されたりもしていますね。

ただ、様々なバリエーションの追加が検討されながらも計画になさそうなのが「アルテオン・クーペ」。

よって、今回のレンダリングはバーチャルでしか存在し得ないということになりますが、なかなかに魅力的な仕上がりとなっています。

アルテオン＋「R」＋「クーペ」、さらにカスタム

そして今回のレンダリングは、アルテオンを「Rバージョン」としただけではなく、もちろん「クーペボディに」変更し、さらにはローダウンや前後フェンダーのブリスター化など、バーチャルでしかできないことを全部盛り込んだといった印象。

アウディA5を思わせるスマートなルックスに、アルテオンらしい筋肉質な前後フェンダーが与えられていますが、これを見ると、A5の車体を流用すればすぐに「アルテオン・クーペ」を（フォルクスワーゲンが）作れるんじゃないかという気もしますね。

そして車高は思いっきり下げられ、ブロンズの大径ホイールへと交換されることで一気に「チューニングカーっぽい」雰囲気も。

アルテオンはやはり価格が高すぎる？

アルテオンは非常にスタイリッシュなクーペ風セダンで、実車は「相当にカッコいい」と断言できる一台。

ただしかなり高価（566万円〜）なことが災いしてあまり売れていないようで、たしかにこの価格だったらアウディA5（563万円〜）を買った方がいいかと思うことも。

アルテオンを新車で購入して売却すると相当な損が出そうですが、アウディA5だとアルテオンほど大損はしないと思われ、よほどフォルクスワーゲンが好きでない限りはアルテオンを購入する理由は薄そう（なぜアルテオンをこの価格設定にしたのかは謎でもある）。

それでもアルテオンはフォルクスワーゲンにとっては数少ない「利益が取れる」車種でもあり、よってフォルクスワーゲンはアルテオンを諦めることはせず、今後「アルテオンR」「アルテオン・ワゴン」を投入する予定を持っていると言われているわけですが、それらによって販売が活性化するのかどうかについては注目すべきところでもありますね。