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ヒュンダイが「デロリアンのネタ元」となった自社のクーペを復刻?45EVコンセプトの試作車がニュルを走行中

投稿日:2020/05/18 更新日:

| ヒュンダイは45年前に、ジウジアーロのデザインによる”デロリアンのネタ元”、ポニー・クーペ・コンセプトを発表していた |

Hyundai-45 (1)

さて、最近何かと動きの激しいヒュンダイ。

今回はその新型エレクトリックカー「ヒュンダイ45」がニュルブルクリンクを走行する姿が目撃に。

なお、このヒュンダイ45については説明を要するところで、これは2019年秋に発表された「45EVコンセプト」の市販モデルだと見られています。

この45EVコンセプトは、ヒュンダイが45年前に発表した「ヒュンダイ・ポニー・クーペ・コンセプト」へのオマージュであり、ヒュンダイ・ポニー・クーペ・コンセプトのデザイナーはジウジアーロ。

そして当のジウジアーロが「ヒュンダイ・ポニー・クーペ・コンセプトはデロリアンDMC-12をデザインする際のインスピレーション元だった」と公式に語っていて、つまり三段論法によって「ヒュンダイ45はポニークーペのリバイバル、ポニークーペはデロリアンの元ネタ、じゃあヒュンダイ45はデロリアンの祖」ということにもなってきます。

そしてこちらがヒュンダイEV45コンセプト。

hyundai-45-concept

ヒュンダイは1974年に「デロリアンの元」を発表していた!そしてその45年後に「45EVコンセプト」としてリバイバル

| しかもデザインには「45度」の角度を多用している | ヒュンダイがしばらく前からティーザーキャンペーンを行っていたコンセプトカー、「ヒュンダイ45EVコンセプト」がフランクフルト・モーターショーに ...

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そのネタ元であるヒュンダイ・ポニー・クーペ・コンセプトがこちら。

hyundai_pony_coupe_concept_6

ヒュンダイのベンチマークはトヨタ?

そしてこちらが今回目撃されたヒュンダイ45のプロトタイプ。

細部は異なれど、かなり45EVコンセプトとかなり高い類似性を持つことがわかります。

Hyundai-45 (3)

なお、この「45」にはもうひとつの意味もあって、それは「45度」という角度を車体各部のデザインに取り入れたこと。

Hyundai-45 (2)

そのため、このEV45コンセプトは非常にユニークなデザインを持っていて、実際に市販化されれば大きな話題を呼ぶのは間違いなさそうですね。

Hyundai-45 (4)

ヒュンダイのデザインにはなぜ統一性がない?

なお、ヒュンダイは積極的にコンセプトカーを発表していますが、そのデザイン的方向性は非常に多岐にわたっており、この45EVコンセプトのように角張ったボディを持つクルマもあれば、ウナギイヌのようにヌルリとした、直線を持たない「プロフェシー・コンセプト」といったクルマも存在します。

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ここ最近の自動車業界の流れで言えば、競争の厳しい中国市場での(ブランド的)プレゼンスを高めるため、ひとつのデザイン言語に沿った、共通するイメージを持ったクルマを発売するのがそのセオリー。

ただしヒュンダイはコンセプトカーのみならず、市販モデルであってもデザイン的共通性が非常に少なく、i30、ヴェロスター、エラントラ、コナなど各車がそれぞれ固有のデザインを持っています。

Hyundai-45 (5)

おおそらくこれはヒュンダイにてデザイン部門を率いていたルク・ドンカーヴォルケ氏(すでに退任)の意向によるものと思われ、その意向とは「金太郎飴はつまらない」というもの。

最近のほとんどの自動車メーカーが採用する「共通性のあるデザイン」はまったくもって面白くなく、車種ごとに個性を与えるべきというのがその主張で、それに沿って「モデルごとに異なる」デザインが与えられていたわけですね。

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なお、こういった方向性を採用する数少ない自動車メーカーとしては「トヨタ」が挙げられ、実際にトヨタのクルマは車種ごとに共通性が低いことが特徴。

ヤリスやカローラ、ランドクルーザー、86、ルーミーやアルファードなど「それぞれが個別の」デザインを持っていて、とくに”トヨタとしての”共通性が意識されていないということがわかります。

これにはいろいろな理由があると思われますが、トヨタのような「フルラインアップ」自動車メーカーであれば、コンパクトカーやミニバン、セダン、SUV、スポーツカー等を取り揃えており、それらすべてに同じデザイン言語を採用するのはそもそも無意味。

物理的には可能ではあるものの、そもそも各車とも「想定するターゲット」が異なるために同じデザインを採用しても意味がなく(”高級車”と”ワイルドなオフローダー”のデザインを統一する意味はない)、であればそのクルマの仮想ターゲットごとに固有のデザインを与えたほうが「より”売れる”可能性が高まる」とも考えられます。

そしておそらく、ヒュンダイはこういったトヨタのやり方を取り入れたのではないかと想像していますが、その一方で同社の高級ブランド「ジェネシス」においては金太郎飴的デザインを採用していて、こちらはBMWやアウディ、メルセデス・ベンツといったドイツ勢を参考にした展開を行っているということになり、ヒュンダイは実に器用な自動車メーカーだと言えそうですね(穿った見方をすると、他社の成功体験をなぞっているだけで、主体性がない)。

VIA:CARSCOOPS

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