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警察が発電機泥棒宅を捜査→思いがけずランエボ、WRX STiなどホモロゲーションモデルばかり盗難車が26台も見つかる

2020/05/16

| これらに目をつけるとはなかなかにいい趣味をしている |

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泥棒のアジトを捜索したら思わぬ掘り出し物が出てきた、というニュース。

これはスペインでの出来事で、建設現場から発電機等を盗んだカドで家宅捜査を受けた男性(42歳)の拠点から数々のレアカーが見つかった、というもの。

これらレアカーは合計26台保管されており、いずれもヨーロッパ各国から盗まれたもので、これらはホモロゲーションモデルばかりという、盗人ながらも「なかなかいい趣味してるじゃない」と感心せざるを得ない内容となっています。

なかなかこれらのクルマが揃うことはない

報じられたところでは、ルノーR5ターボ、三菱ランサー・エボリューション、スバル・インプレッサWRX STi、フォード・エスコートRSコスワース/シエラ・コスワースRS、ランチア・デルタ・インテグラーレ、メルセデス・ベンツ190E 2.5-16EVO II、BMW M3(E30/E36)、プジョー205GTIなど。

このメンツを見るに、主にラリー用のホモロゲーションモデルということになりますが、これらのモデルはいずれも近年価格がどんどん上昇しており、目の付け所は「あっぱれ」と言えそう。

なお、画像を見るとボディカラーは「ホワイトばかり」ですが、一般にこれらホモロゲーションモデルは「モータースポーツ参加が前提」なので、スポンサーカラーに塗りやすかったり、スポンサーステッカーを貼りやすいように白色のボディを採用することがほとんど。

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これらの中だとランエボやインプレッサWRX STiはまだまだ価値が低いほうですが、これらの価格も追って上がってくるのは間違いなさそうですね。

なお、車名があがっている中でラリー用ではないのはメルセデス・ベンツ190E 2.5-16EVO IIで、これはツーリングカーレースのホモロゲーション取得用に502台(503台説もある)のみが製造され、日本にも3台のみが正規輸入されたという記録が残ります。

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もちろんこれらのクルマは押収されたのちに然るべき調査がなされ、もとの持ち主のもとへ返されるのだと思われます。

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