| Eクラス・セダン同様、外装よりも内装の変更の方が大きそうだ |
メルセデス・ベンツはフェイスリフト版となる新型Eクラス・クーペそしてEクラス・カブリオレを5月27日に発表する予定ですが、たて続けに何枚かのティーザー画像を公開。
今回リリースされたのはインテリアの画像で、パッと見た印象では、すでに発表された新型Eクラス・セダンと同様のように見えますね。
インフォテイメントシステムはこれまでのCOMANDシステムに変わって最新のMBUXへと置き換えられ、ベーシックモデルでは10.25インチ、上位グレードでは12.3インチディスプレイが装備される、とのこと。
言うまでもなく、もっとも大きな変化はステアリングホイールとなり、これは左右に「4本のスポーク」そしてスポーク上に各種スイッチが配置されるもの(4本とすることで表面積が増え、配置できるスイッチが増えるためだと思われる)。
スイッチは「タッチ式」が採用されており、車両の機能の多くをここで操作できるようですね。
なお、これは秋に発表される予定の新型Sクラスのスパイフォトでも確認できるもので、今後のメルセデス・ベンツにおけるスタンダードとなるのかもしれません。
そのほかにはこういったティーザー画像も公開されている
そしてこの直前に公開されたのが新型Eクラス・クーペそしてEクラス・カブリオレのサイドから見たシルエット。
現行モデルと同様のデザインを持つようですが、トランクリッドの「ダックテール」が少しだけ大きくなっているようにも見えます(気のせいかもしれない)。
なお、フェイスリフト前のモデルだと「セダンは縦型テールランプ、クーペとカブリオレは横長テールランプ」が与えられていたものの、一足先にフェイスリフトを受けたEクラス・セダンはメルセデス・ベンツの最新デザイン言語に則って「横長」へと変更されており、フェイスリフト後のEクラスはセダン、クーペ、カブリオレ、ワゴン揃って同じデザインのリアセクションを持つことになりそうです。
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メルセデス・ベンツEクラスの歴史はこうなっている
そしてこちらもメルセデス・ベンツが公開したEクラス・カブリオレの「サクセス・ストーリー」。
1991年の300CE-24にはじまり1998年のCLK、2003年の2世代目CLK、そしてEクラスに統合された2010年のEクラス・カブリオレ。
そして今回の新型Eクラス・カブリオレがそこに新しい歴史を刻むということになりそうですね。
メルセデス・ベンツEクラス・クーペの歴史はこうなっている
そしてこちらはメルセデスAMGによるEクラスクーペの歴史。
1998年の300CE6.0、1993年のE36、1997年のCLK55、2007年のCLK63。
そして2020年に発表される新型Eクラス・クーペにも当然ながら「AMGバージョン」が用意されるということになり、3リッター直6ターボ(429馬力)にエレクトリックモーター(21馬力)が組み合わせられることになりそうですね。