| ただしハードなクラッシュを喫した個体も多い |
さて、先日はドバイにて保管されている事故車や廃車について紹介しましたが、今回もまた同じくドバイから。
先の動画と同じ場所のようですが、複数のユーチューバーが紹介していて、内容を見るにこの「クルマの墓場」はオンラインオークション大手、Copartのドバイ法人が運営しているようですね。
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クルマの墓場にはこんな個体が眠っている
まず、こちらはこの保管場所の全景。
いったい何台あるのかという感じですね。
個々にあるクルマの多くは自走できず、よってクルマを並べるのはフォークリフトで行います。
スーパーカーの数も相当に多く、ドバイの人口や販売台数を考慮しても「比率的に多い」といった印象。
フェラーリが目立ち、そしてかなりハードなクラッシュを喫した個体も多いようです。
一方で(同じスポーツカーといえど)アストンマーティン、マクラーレンの姿はほぼ無い模様。
ここには不動車が集められているということになりますが、場所柄「水没車」はなく、かつ燃えたクルマも少ないように見え、基本的には「危険走行による事故車」ばかりなのかもしれません。
なお、中東では娯楽が少ない(種類が禁止され、性産業もご法度)ということもあって危険走行に走る人が多いといいますが、この事故車の数を見るに、「保険」もかなり高そうですね。
ドアを閉めたり、目張りをしていても砂が入ってくるようで、仮にこれらのクルマを購入し、修理しようとしても「全部分解」するくらいのレストアが必要となるのかもしれません。
そしてけっこう多いのがアメ車。
コルベット、ダッジ・チャージャー/チャレンジャー、カマロなどの姿が見えます。
実際にドバイに行って「こんなにアメ車が走っているのか・・・」とかなり驚かされましたが、ちょっと意外な事実でもありますね。
日産GT-Rもドバイでは人気なスポーツカーの一つ。
そのほか多いのはロールスロイス、メルセデス・ベンツGクラス。
マセラティ・グラントゥーリズモの姿も。
そしてドバイという土地柄、多いのがSUV。
こちらはランボルギーニ・ウルスです。
現地ではけっこう多いレンジローバー。
ドバイでは砂漠をSUVでぶっとばす人が多く、これもSUVの事故が多い一因なのでしょうね。
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けっこうバイクも多いようですが、この潰れ具合から見て、ライダーは相当に痛い目を見たのかも(なぜかくまモンのステッカーが貼ってある)。
こちらは古いロールスロイス。
ヴィンテージカーもけっこう多いようですね。
Copartでは保険会社で「全損」扱いとされたクルマを引き取り、現地やオンラインでのオークションを通じてこれらのクルマを販売するようですが中には驚くほど安い個体もあるようですね(こちらが開催中オークションの内容)
参照:Mo Vlogs, AzooL Dubai,Copart