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メルセデス・ベンツの旗艦SUV、GLSに試乗してきた!この価格で買えるクルマとしては「最高に贅沢」な一台だと思う

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| ポルシェ911カレラと同じ価格でここまで贅沢なクルマを作れるとは |

さて、メルセデス・ベンツのSUVにおけるフラッグシップ、「GLS」に試乗。

グレードはGLS 400d 4MATIC、ボディカラーはエメラルドグリーン、オプションとしてはAMGライン、オフロードエンジニアリングパッケージが装着されています(車両本体価格は13,135,000円)。

GLSは(今年3月に登場した)現行世代で「3代目」となり、ラインアップはこのGLS 400dのほか、GLS580も。

メルセデス・ベンツGLS400dはこんなクルマ

GLS 400dに搭載されるエンジンは2.9リッター直6ディーゼルターボで出力は330PSと控えめですが、トルクは71.4kgmと非常に強大。

ちなみにこの「71.4kgm」はGLS 580と同じ数字ではあるものの、その最大トルク発生回生点数についてはGLS400dでは3,200回転、GLS580では4,000回転と相違があり、つまりGLS400dのほうが、より低い実用回転数にて最大トルクを発生する、ということになりますね。

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ボディサイズは全長5,220ミリ、全幅2,030ミリ、全高1,825ミリとかなり大きく、よくよく考えると、ぼくがこれまでに運転したクルマの中では最大級かもしれません。

ちなみに車体重量は2,570kg、最小回転半径は5.8メートル。

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メルセデス・ベンツGLS400dのインテリアはこうなっている

外観については前回チェックしているので内装について触れておくと、やはり目につくのは巨大な(12.3インチ)デジタル式メーターにインフォテイメントディスプレイ。

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ステアリングホイールはAMGラインについてくる「本皮とウッド」とのコンビ仕様ですが、このウッドはダッシュボードやセンターコンソールにも使用されています。

ただ、一昔前の高級車のように「ニスでテカテカ」ではなく、程よい木目の立体感を生かしたマット仕上げとなっていて、これは最近の一つの流行でもありますね。

なお、ステアリングホイールについては、ちょっとの差により、新型Eクラスに採用される「ダブルデッカー」が採用されておらず、ここはちょっと残念な部分です。

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全体的にはほかのメルセデス・ベンツ同様に水平基調のデザインを採用して「横方向への広がり」を演出しているように思われ、エアコン吹出口はGLEと同じ「四角」。

センターコンソール含めてGLEに近い、といった印象を受けます。

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直感的に操作できるスイッチという点においてメルセデス・ベンツに勝るものはないと考えていますが、たとえば「ウニモグ」は識字率の低い国でも使用されることを想定し、トランスファーのマークには亀(遅い)とウサギ(速い)が用いられている、とも言われていますね。

そしてこういったスイッチ類の配置、タッチについては「メルセデス・ベンツがいかに真面目にクルマを作っているか」を改めて認識させられる部分でもあります。

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レザーシート表皮のタッチや質感、ステッチの美しさも申し分なく、ここはやはりフラッグシップとしての威厳を感じるところ。

ちょっとぼくが気になったのは、レザー表皮が「スムース(ツルツルスベスベ)」ではなく「シボ」のある立体的なテクスチャを持つこと。

一般にはスムースレザーのほうが(表面の傷などごまかしが効かないので)高級だとれ、しかし最高級SUVたるGLSにはシボ加工レザーが採用されているわけですね。

ただ、これについては「SUV」ということを考慮し、グローブ装着や金属製ジッパー/ボタンのついたアウトドアウェアを着た人が乗ったり、様々なギアを載せることを考えた仕様かもしれず、だとしたら「メルセデス・ベンツ」恐るべし。

高級車はこうあるべきという固定概念よりも、その車の性格や、使われ方を優先したということになります。

メルセデス・ベンツGLS400dに乗ってみよう

ここからはメルセデス・ベンツGLS400dを実際に運転した印象。

「ディーゼル」エンジン搭載ということから想像できないほど静粛性が高く、エンジン始動時やアイドリングストップから復帰時の振動もよく抑えられており、このあたりはさすが「フラッグシップ」。

メルセデス・ベンツ特有ではありますが、各スイッチやステアリングホイール、ペダル類のタッチがしっかりしているのも素晴らしく、このあたりは直感的に信頼性が伝わってくる部分です(フワフワした印象がまったくない)。

ブレーキペダルを離すとスルスルと走り出し、そこからアクセルを少しだけ踏むと力強く加速し、これはディーゼルエンジンならではのトルクに加えシーケンシャルツインターボを採用しているという恩恵も大きそう。

つまりは低い回転数から小径タービンが回ることで加給を行うということですが、これによって重量2.5トンオーバーという巨体を難なく加速させるようです。

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しばらく走ってみて気づいたのは、その感覚が「(セダンなど)普通のクルマに近い」ということ。

180センチを超す高い車高を持ちながらも車線変更ではふらつく様子もなく、しかも揺れ戻しがなくビシっと安定しているのは印象的。

これはおそらくエアマチック(AIRMATIC)サスペンションなるアダプティブエアサスを装備していることが理由だと思われますが、低速での走行、ちょっと速度を上げての走行においても見事にピッチ、ロールが抑えられているようです。

なお、海外の試乗レポートを見ると、乗り心地に関して「ゴツゴツしている」というものを見かけますが、実際にはそういった感覚は無く、きわめて「しっとり」しているというイメージ(海外仕様は22インチホイールが装着されているようだが、日本仕様は21インチであり、そこも大きく影響していると思われる)。※ただし踏切を超える際にはちょっと硬めの挙動を感じた

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たしかにこれまでのメルセデス・ベンツのSUVは全般的に(安定性を重視したためか)足回りが硬いと感じることが多かったものの、そこはメルセデス・ベンツ自身が一番良く分かっていたようで、フェイスリフト(マイナーチェンジ)やモデルチェンジを行うごとにカドが取れていっているようですね。

ただしEクラスやSクラスのように「フラットライド」とはゆかず、路面の凹凸や車体の挙動を多少なりとも反映することになりますが、それは急激なものではなく、まるで「緩やかな小波に乗っている大船のように」マイルドで心地よい感覚でもあります。※GLS400dには、Eアクティブボディコントロールが装備されていない

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採用されるトランスミッションは9速AT(9Gトロニック)ですが、変速ショックはまったくなく、しかし常に最適なトルクを引き出せるように比較的こまめに(もちろん自動で)変速がなされ、これによって常に気持ちの良い加速、そして優れた燃費を稼いでいるものと思われます。

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なお、今回の試乗でもっとも驚かされたのは「おもてなし機能」の凄まじさ。

主にそれはシートに集中しますが、マッサージ機能はもちろん、長距離走っても疲れないようにするための機能などが盛り沢山で、これらはおそらく新型Eクラスに装備されるものと同じだと思われます。

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そして新型Eクラス発表時には「そんな機能はいらないだろう・・・」と考えていたものの、実際に体感してみると「これはあったほうがいいだろうな」とコロっと態度を変えることになってしまい、つまりはそれほどまでに衝撃的な機能。

ぼくはスポーツカーを中心にクルマを所有してきたのでこういった機能とは無縁であったわけですが、「1400万円くらい(ポルシェ911カレラと同じくらい)でこれだけ贅沢な思いができるのか・・・」と考えるとちょっと複雑。

もちろんスポーツカーと、こういった高級SUVとでは「お金のかけどころ」が違うということになるものの、つくづくメーカーやクルマによる考え方の違い」を再考させられた試乗であったと思います。

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