| 無限だけあって機能性は折り紙付き |
無限がホンダ・シビック・タイプR(FK8)向けのチューニングパーツに新製品を追加する、と発表。
かねてより無限は「More R」をコンセプトとしてエアロパーツそして機能性パーツを発売していますが、今回追加されるのは「カーボンエアロボンネット」「カーボンウイングスポイラー」「ウイングスポイラー」の3つ。
ここで、これまでに発売されているパーツもあわせて見てみたいと思います。
主なエアロパーツのラインアップはこうなっている
無限製シビック・タイプR用エアロパーツにつき、まずはフロントだとアンダースポイラー(塗装済み64,900円)、フロントバンパーガーニッシュ(フォグランプの上に取り付けるパーツ/塗装済み44,000円)がラインナップされています。
このフロントバンパーガーニッシュは「ダミーっぽい」デザインを隠してくれるので、けっこう「ありがたい」と感じる人も多いかもしれませんね。
そしてドライカーボン製フロントガーニッシュも(97,900円)。
目玉は今回追加されたドライカーボン製ボンネットで、エアインテークに加えてダクトも装着されています。
UVカットクリア塗装済みとなり、カーボンの織り目が美しく見えるようにデザインされているようですね。
なお、ボンネット裏面もドライカーボンにて成形され、ノーマルストライカーにも対応済み。
ただしその価格は安くはなく、110万円に設定されています。
サイドだと「サイドガーニッシュ」82,500円(塗装済み)がラインアップ。
リアだとまずはディフューザー(90,200円、ボディカラー/グロスブラック仕上げ)。
ここへ今回追加されたのが「ウイングスポイラー(カーボン製/FRP製)」。
コンピューター解析にて設計されたといい、ウイングの高さや角度、断面においても最適化され、実際にサーキットでの走行テストも行っているようですね。
なお、リフトを抑えてダウンフォースを獲得することを目的としており、角度は4段階に調整可能。
ドライカーボン製だと99万円、FRP製だと297,000円に設定されています。
その他にはこんなパーツも用意されている
これら「大物」のほかにも無限は様々なパーツを発売しており、ホイールには鍛造20インチ(165,000円/本)を用意して軽量化と剛性アップを達成。
さらにテールゲートスポイラー(93,500円)、ドアミラーカバー(ドライカーボン製、64,900円)。
なお、ドアバイザーが装着されていますが、これももちろん無限製で、「走行時に発生する負圧により、空気の排出を効率的に逃す」効果があるのだそう。
テールランプも無限オリジナル製品(88,000円)が用意され、フルLED化に加えてシーケンシャルウインカーも内蔵しています。
もちろん無限だけあってパフォーマンス向上パーツも用意していて、ジェット戦闘機のバーナーをイメージしたという、チタン製テールフィニッシャーを備えるスポーツエキゾースト(649,000円)も。
これら以外だとスポーツステアリングホイール(89,100円)、ドアインナープロテクター(9,900円)、ハイパフォーマンスブレーキパッド(58,800円)、フルバケットシート(264,000円)、スポーツマット(42,900円)、クイックシフター(36,300円)、カーボンシフトノブ(18,900円)等が揃い、全て装着すると工賃含めて「シビック・タイプRがもう一台買えそう」な勢い(ただし、チューニングとはそういったものでもある)。
ちなみに無限は東京オートサロン2019に、アウディのシングルフレームグリルっぽいフロントバンパーを装着した「シビック・タイプR無限RC20GTパッケージ・プリプロダクションモデル」を発表していますが、無限の公式サイトを見る限りでは市販化に至らなかったようでもありますね(コンプリートカーとしての掲載もないが、現在発売されているタイプR用パーツにはそのノウハウが生きているという)。
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