| 今回の目的は「撮影仕様」 |
さて、最近購入したものをいくつか紹介。
今回はジュンヤ ワタナベ マン(コムデギャルソン)のバッグとブリーフィングのポーチです。
ぼくはカメラ類を持ち歩くことが多いのですが、その際にいつも困るのが「バッグの中にカメラを入れていると(ほかのものとごっちゃになって)取り出しにくい」ということ。
よって、ぼくは「外側に収納スペースがある」バッグを好むのですが、多くのバッグは「内側にモノを収納するようにできていて」、外側に独立した収納場所があるバッグはあまり存在しない、とも考えています。
ブリーフィングは「軍用」がそのルーツ
ただ、その数少ない例外が「ブリーフィング」。
ブリーフィングはもともとアメリカのブランドですが、1998年に「ミルスペック(軍用規格準拠)」を標榜して誕生しています。
そして軍用なので「必要なものを、必要な時に、素早く取り出せる」ように作られており、というのも戦場にて「えーっと・・・」とバッグの中をゴソゴソと探している暇はないから。
よって、バッグの外側に収納場所が多いという特徴があって、メインの収納スペースを開かなくても個別のポケットから必要なものを取り出せるというメリットがあるわけですね。
そしてもう一つの特徴が「拡張性が高い」ということ。
これもやはり軍用にルーツを持つためですが、装着されたウェビングテープにポーチなどを取り付けることで「ミッションに適した」仕様にバッグをカスタムできることになります(軍隊ではタクティカルベストをカスタムする)。
よってブリーフィングには小物類も充実しており、バッグ本体に様々な「オプション」と取り付けることが可能。※グレゴリーにも同様の考え方を持つシリーズがある。英国のブランドだとカリマーが軍用シリーズ「カリマーSF」を展開している
そして今回購入したのが「AT-FLAP POUCH TALL」と「AT-BOX POUCH S」。
「AT-FLAP POUCH TALL」(左)のほうは500mlサイズのペットボトルを収納できますが、ぼくはこれにGoProを収納しようという腹づもり。
なお、裏面にはパッドが入っていて、衝撃吸収性に優れるのもありがたいところですね。
そして「AT-BOX POUCH S」(右)にもやはりGoPo(マウント違い)を収納する予定。
ちなみにこちらの裏面にはクッションがなく、店頭にて確認したところ、同じポーチでも「バックル開閉」のポーチの内側にはクッションが装着され、ジッパー開閉のポーチの内側にはクッションがないことが多いようです。
そしてもちろんウェビングテープに取り付けることができるよう、裏面にはベルトが装着されています。
なお、「軍用ルーツ」ということで頑丈ながらも「軽い」のもありがたいところ。
さらに言えば、ブリーフィングの製品は(ぼくの知る限り)いずれもナイロン製ジッパーを使用しており、開閉がスムーズであることに加え、収納物を出し入れする時にもモノや腕時計を傷つけにくかったり、携行する際にもクルマの塗装面を傷つける可能性が低く、ここもぼくがブリーフィング製品を愛用する(大きな)理由のひとつ。
参考までに、かつてのブリーフィングは「MADE IN USA」がウリだったものの、現在は中国製も多く、実際に比較してみるとたしかに縫製や生地が異なる模様。
ただし価格についても「倍以上」差があるので、このあたりは使う人が目的や用途によって選びやすくなっていると考えると良いかもしれません(今回購入したのは中国製)。
コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)のバッグはミリタリー風
そしてもう一つ購入したのはジュンヤ ワタナベ マンのスリングバッグ。
いわゆるワンショルダーバッグですが、これも外側に大きなポケットがあり、樹脂製ジッパー採用なのでぼくの求める要件を満たしているわけですね。
そして開口部は大きく、なかなかに使いやすそう。
ただ、コムデギャルソンはバッグメーカーでも実用性を考慮したブランドでもなく、よってジッパーの開閉方法等にはちょっと手間がかかる場合があり(ジッパープラーと反対側の端にタブがなく、開閉の際にそれを支えにすることができないなど)、しかしこのあたりはデザイン製とのトレードオフと考えるしかなさそうです。
内側はカモフラージュ柄、そして装飾としてのベルクロテープ。
サイドにはウェビングテープつき。
これに今回購入したブリーフィングのポーチを取り付け、「撮影仕様バッグ」にカスタムしたいと考えているわけですね。