| 「代車を出して」と書いておいたら次から代車を用意してくれた |
さて、先日ぼくは718ケイマンを(ポルシェセンター北大阪さんへ)点検に出していますが、ポルシェにて点検ほかサービスを利用してしばらくすると、ポルシェジャパンから届くのが「アンケート回答のお願い」。
内容としては「サービス部門の対応はいかがでしたか?」というものですが、様々な項目を10段階、もしくは選択式にて回答するよう形式。
現在はスポーツカー、そしてスーパーカーメーカーといえどカスタマーリレーションシップには非常に力を入れていて、アンケートからは接客やサービスについて改善してゆこうという強い意思が感じられます。
そしてアンケート同様、接客を改善するために自動車メーカーやインポーターが活用しているのが「ミステリーショッパー」。
これはなんなのかというと、「覆面調査員が、客のフリをしてディーラーを訪れ、そのディーラーの接客態度などをチェックして評価する」というもの。
ディーラーによれば、ミステリーショッパーの中には「一目でそう(調査員)だ」とわかる場合もあれば「全然わからない」調査員もいるため、接客に対してはどんなお客さんであっても気を抜けないとのことで、この意味だけでもミステリーショッパーの導入は効果があるのかもしれません(もちろん、この評価内容はインポーターやメーカーに報告されるので、評価が低いと大きな問題となる)。
アンケートの内容はこうなっている
そしてここからは今回のアンケート内容。
今回は24ヶ月点検での入庫なので、予約の段階からそのスムーズさなどの評価項目があります。
そのほかは実際の技術の評価など。
ちなみにぼくはこういったアンケートについては、基本的に「満点」で返します(今回も全部最高評価で返した)。※不満がある場合はそもそもアンケートに回答しない
なお、ポルシェセンター北大阪さん(と中大阪さん)については、もう20年以上の付き合いになりますが、今まで何も問題はなく、その対応や技術について実際に満足していて、ぼくとしては掛け値なしに”満点”です(でないと20年も付き合いは続かず、不満があればほかのポルシェセンターに乗り換えている)。
参考までに、様々な自動車ディーラー(主にドイツ系)で聞くところでは、「10点満点以外の評価はすべて赤点と同じ扱い」という同じレベルらしく、よって各ディーラーとも、こういったアンケートには非常に神経質になっている模様。
ポルシェの場合、何年か前に「点検の時に代車を出して・・・」と書いたらそれ以降は代車を貸してくれるのようなったので、こういったアンケートの効果は実際にあるようですね。※おそらくはぼくだけではなく、他にも多くの要望があったのだと思う
そのほかにはこんなアンケートも
なお、フェラーリやマクラーレン、ランボルギーニからもアンケートが届いたことがありますが、それぞれ目的は異なり、たとえばマクラーレンはクルマを開発するための参考。
その人の嗜好や行動、生活についてかなり細かく把握しようとする意向を見て取れます。
フェラーリの場合は主にプロモーションに関するもので、その人がよく見るサイトや使用するSNS等について。
ランボルギーニだとeスポーツに関するもの、車両開発に関するアンケートの回答依頼が届いたことがあります。