【動画】GRヤリスをパワーチェック→カタログ値を大きく超える馬力を発生していることが明らかに。エンジン単体だと340馬力以上？

｜　GRヤリスは海の向こうでも注目の的　｜

さて、GRヤリスが海外でも納車されはじめ、多くのカーガイそしてショップの手にわたっている模様。

そして今回、ユーチューバーNM2255HDがGRヤリス（欧州仕様）をシャシーダイナモに載せてパワーチェックを行っていますが、その結果はなんと278.1HPをマークし、メーカー公称値の268HPを大きく超えることに。

メーカー公称値はあくまでも「エンジン単体での出力」

参考までに、日本だとカタログ値記載のエンジン出力を計測する場合、 JIS規格では「エンジンに補機類を装着した状態」だと定義していて、これはエンジンにラジエターと冷却水の循環に関する装置、排気管（エキゾーストシステム）、エアクリーナーなどを装着した状態で、トランスミッション以降は「ナシ」。

一般に「トランスミッション以下」のコンポーネント、パーツによってロスされるのはFFで10％くらい、FRだと10％～15％、4WDだと20％～25％だとされています。

GRヤリスはエンジン単体で340馬力以上を発生？

GRヤリスは4WDなので、この法則に従うとシャシーダイナモ上では201HP〜214HPを発生するのが妥当ということになりますが、実際にシャシダイ計測にて278HPを発生しているので、クランク出力だと340馬力以上を発生しているということになりそうです。

なお、この数値はあまりに高く、一瞬「計測ミス」を疑ってしまうほどでもありますね（以前、カーメディアによるC8コルベットのパワーチェックで計測ミスがあった）。

GRヤリスにはハードコアモデルが登場すると言われるが

なお、GRヤリスにはハードコアモデル「GRMN」が登場すると言われていますが、GRヤリスでこの出力だとすると、GRMNはコンパクトハッチとして「常識外れ」の数値を記録することになるのかも。

日本では発表当初の盛り上がりが収束してしまった感があるものの、海外ではまだまだ大きく注目されることになりそうですね。

一昔前は「トヨタ馬力」と揶揄されたものの

なお、ちょっと前までは「実際にパワーチェックを行うと、トヨタの車は全然カタログ値通りの数字が出ていない」ことを揶揄してトヨタ馬力などと言われたものですが、最近だとGRスープラしかり、GRヤリスしかり「公称値よりも出力が高い」パワーを誇るクルマが登場しており、トヨタ馬力は今や過去のものなのかもしれませんね（ただしターボエンジンのみに限るのかも）。

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参照：NM2255 Car HD Videos