レクサスが少なくとも2種の新型SUVを用意しているようだ！うち1つは少量生産のオフローダー、「皆がこれまでのレクサスから想像できるクルマとは全く異なる」

｜　さらには時代遅れが指摘されてきたインフォテイメントシステムも大幅改善　｜

さて、おそらくは今年中に大きな方向転換を示すことになるであろうレクサス。

すでに新しい「LEXUS」文字を装着したコンセプトカーのリヤビューが公開されていますが、春にも「新ビジョン」、そしてこのコンセプトカーが公開される見込みとなっています。

現時点ではその新ビジョンについて知ることはできないものの、レクサスの北米法人にて「ナショナル・ディーラー・アドバイザリー・カウンシル」会長であるジョン・ラノコ氏がAutomotive Newsに語ったところによると、新型EVそしてブランニューモデルの追加、さらにはインフォテイメントシステムの大幅刷新がある、とのこと。

レクサスは新型SUVを2台用意？

今回のインタビューの内容によると、まずは「3列シートを持つSUV」が投入される模様。

これはポジション的にLXの後継とも言えるモデルですが、おそらくはLQとして商標登録されている”フラッグシップSUV”ということになりそう。

ただ、位置的にはLXを引き継ぐものの、実際には「ランドクルーザーベースのLX」とは異なるモデルとなり、新しいプラットフォームを持つ「高級で快適な」SUVへと変化すると思われます。

そしておそらくは「LF-1リミットレス」の市販モデルだと考えていいのかもしれません。

ウワサどおりの「ハードなオフローダー」も

そしてもう一台のSUVは「ハードなオフローダー」。

こちらは「ごく少量であり、これまでのレクサスのイメージからは想像できないような」クルマだといい、メルセデス・ベンツGクラスの対抗馬のようなクルマになるのかも。

この新型車についてはほかにも噂が出ていて、「ボディオンフレーム」つまりラダーフレームを採用する、とも言われます。

そうなると新型ランドクルーザーをベースとする可能性が高く、実質的なLXの後継はこちらということになりそうですが、LXの「L」はラグジュアリーでもあり、そのラグジュアリーという思想はは別途開発する新型SUV（LQ?）へと引き継がれ、構造的なラダーフレームという部分については、こちらのオフローダーに引き継がれるということになりそうです。

この「オフローダー」については既存モデルとの入れ替えになるのかどうかわからないものの、おそらくは既存車種のイメージを引き継がず、新規車種として新たなる歴史を刻んでゆく道を選ぶんじゃないかと考えています。

そのほか、レクサスはこういった準備も

そしてジョン・ラノコ氏が語るには、「LSの改良版」の準備が進行中であり、話の内容からするとけっこう大きく（ISくらい）変わりそう。

加えて、自らが「ウィークポイント」だと認めるインフォテイメントシステムについても刷新を行うとコメントしており、これによって「2世代くらいまでの欧州車」と言われた内装やコミュニケーションシステムが改善されることになりそうですね。

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参照: Automotive News