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現代にミウラが蘇ったらこうなる?デザイナー考案「ランボルギーニ・ミウラ・カーボニオ」

2021/03/28

現代版ミウラはこうなる?デザイナー考案「ランボルギーニ・ミウラ・カーボニオ」

| ランボルギーニは幾度となくミウラ復活を検討しているはずだが |

さて、レンダリングアーティスト、アンダーソン・トマゾーニ氏が公開したレンダリング「Lamborghini Miura Carbonio」。

詳細の説明はなく、しかし「現代版ミウラ」を表現したものだと考えて良さそうですね(ちなみにフロントは、何年か前に見た別のアーティストによる作品にインスパイアされたらしい)。

ランボルギーニ・ミウラ・カーボニオはこんなクルマ

そこでこのランボルギーニ・ミウラ・カーボニオですが、ボディカラーはマットブラック、そこへカーボン製のフロントスプリッターやサイドパネルを装着しています。

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フロントフード中央にはエアアウトレット、そしてヘッドライトには「まつ毛」も再現され、ミウラらしい要件を備えていますね。

そしてちょっとだけ「アステリオン」のような雰囲気も。

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ヘッドライト周辺の形状はなんとなくアヴェンタドールのライトの「角を削った」ようなイメージです。

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インテリアについてはウインドウ越しにしか見えず、しかし2連メーターなど「ミウラっぽい」要素も再現されています。

なお、ドアミラーはビタローニ風。

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リアにはおなじみの「ルーバー」が装着され、ヴェネーノやテルツォ・ミッレニオ風のテールランプ、巨大なリアディフューザーが見られます。

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ミウラらしい「ダックテール」。

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そしてやはりミウラらしいリアフェンダー。

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ランボルギーニ・ミウラの復活はない?

なお、ランボルギーニにとってミウラは「カウンタックと並ぶアイコン」のひとつ。

ランボルギーニの歴史を語る上でも避けることができないクルマですが、今に至るまでミウラのデザインを引き継いだクルマは発売されていない、という状態です。

2006年にはランボルギーニが「ミウラ・コンセプト」を発表しているものの、こちらについては公式に「発売はない」と明言されており、やはり復活は望めないのかもしれません。

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ただ、ランボルギーニはその後2014年にハイブリッドコンセプト「アステリオン」を発表しており、このデザインがミウラと強い関連性を持っていたために再び「ミウラ復活論」が持ち上がるも、やはりアステリオンの量産は実現しないままに終わっています。

今のランボルギーニは「エクストリーム路線」

なお、現在のランボルギーニのデザイン的特徴は「エクストリーム」。

これはカウンタックから脈々と連なる「エッジを多用した」デザインだということになりますが、この路線で成功しているだけに、「エレガントな曲線や曲面を持つ」必要があるミウラの後継モデルを発売することが難しいのかも。

ただ、過去にはランボルギーニのデザイナーが「現在のエクストリームなデザインのみでは、より多くの顧客の要望を拾うことが難しい」「ミウラのような、全く異なる路線のデザインが必要」だとも語っているとおり、ランボルギー自身が一番強く「ミウラ後継」の重要さを理解しているのかもしれません(それがアステリオンのデザインに繋がったとも考えられる)。

ランボルギーニ・アヴェンタドール

加えて、フェラーリが「ローマ」にて「はじめてフェラーリを購入する」顧客を多数獲得したと言われるだけに(ローマを注文した人の70%がはじめてフェラーリを買う人)、ランボルギーニも改めて「別路線」の重要性を感じることになりそうですね。

しかしながら現在のところ、ランボルギーニはウラカン後継、アヴェンタドール後継に注力する必要があり、ブランニューモデルを投入するにしても「サルーン」が先だとも言われているので、やはり「ミウラ的な」スーパースポーツを開発するのは当面先送りになるのかもしれません。

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参照:Anderson Tomazoni

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