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いったいなぜ?高額落札相次ぐ「生産第一号車」の競売!ハマーEVは2.7億、フォード・ブロンコは1.2億、ラム1500は4400万円

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ハマーEV

| アメリカの富豪は「チャリティ」経由で人々や社会に貢献しようという意志が強いようだ |

さて、アメリカにて比較的人気があるのが、その車種の「生産第一号車」。

そしてこれをチャリティオークションへかけ、収益金を慈善団体へと寄付するという一連の流れが「話題の新型車が登場した際のルーティーン」でもあります。

そして「生産第一号」の価格次第で、そのクルマの今後の売れ行きを占うことが可能となるわけですが、なかには「史上まれに見る高値」がついたとしても、ホンダNSXのように「その後さっぱり」になってしまう例もあるようですね(NSXの生産第一号は1億4000万円で落札されている)。

ハマーEVは2億7000万円で落札

そして今回、ハマーEVファースト・エディションの生産第一号車がオークションへと出品され、なんと2億7000万円で落札されることに。

ハマーは「EVにて復活」することとなり、その初回限定モデルがハマーEV エディション1。

そのうちの一号車が今回落札されたということですね。

搭載されるモーターは3つ、出力は1,000馬力、0-100km/h加速3秒というスーパーカーのようなスペックを誇り、かつ一回の満充電あたり走行可能距離は563kmという実用性の高さも持っています。

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エディション1は専用ボディカラー(ホワイト)やクリア仕様のスカイパネル、アンダーボディプロテクション、35インチサイズのタイヤなどが装着されていますが、それにしても驚きの価格だと言えそうです。

ちなみに落札金額は障害を持つ退役軍人、殉職した救急隊員の家族を支援するための団体「ステファン・シラー・トンネル・トゥ・タワー・ファウンデーション」に寄付される、とのこと。

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フォード・ブロンコは1億1700万円で落札

そして次はフォード・ブロンコ。

こちらはハマーEVとまではゆかずとも、やはり驚愕の1億1700万円にて落札。

グレードは「プレミアム・ファースト・エディション」、そして車台番号は001、ボディカラーはライトニングブルー。

通常販売価格は650万円くらいなので、落札者は相当な高値を支払うことになり、その収益金は国有林保護を目的として活動するナショナル・フォレスト・ファウンデーション、そして就学生を支援する団体であるアウトワードに寄付される、とアナウンスされています。

Ford-Bronco-Auction-1

なお、ブロンコについては125,000台ものオーダーが入っているといい、発注者のうち18%がマニュアル・トランスミッションを選んでいるとのこと。

北米における一般的なMT比率に比較すると、かなり高い数字であるように思いますが、ブロンコは単に「移動用」といった性質のクルマではなく、生活をアクティブにするためのクルマでもあり、そういったクルマにはマニュアル・トランスミッションがマッチしているのかもしれません。

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ラム1500TRXは4400万円で落札

そしてラム1500TRXの2021年モデル生産第一号は4400万円で落札。

ハマーEVの2億7000万円、フォード・ブロンコの1億1700万円に比較すると見劣りするものの、ラム1500TRXは既存車種であること、それでもこの価格があればベントレー・ベンテイガ、ランボルギーニ・ウルスのフルオプションや、ロールスロイス・カリナンが買えてしまうことを考えると、やはり驚かざるを得ません(新車のラム1500TRXの6倍くらいの価格)。

2021-ram-1500-trx-vin-001-launch-edition

なお、このラム1500TRXも「ファーストエディション」であり、ボディカラーはアンヴィルグレー、カーボン製トリム、ヘッドアップディスプレイ、パノラミックサンルーフ、ハーマンカードン製プレミアムオーディオが装着済み。

さらにはこの第一号車のみの装備としてビードロック対応ホイール、その他いくつかのオプションのほか、フォトブック等を含むプレゼンテーションボックスも付属している、とのこと。

もちろん落札金額は寄付に回され、退役軍人とその家族をサポートする団体「ユナイテッド・ウェイ・フォー・サウスイースト・ミシガン」へと提供されます。

なぜ新車価格を遥かに上回る価格で落札を?

なお、アメリカ人については、ハリウッド映画を見ても分かる通り「自己犠牲」の精神が強く、その車が欲しいから高値を払うというのではなく、社会貢献のためにお金を提供する一つの理由として「オークションに参加する」という傾向があるようです。

加えて、単純に寄付だけを行わないのは、「歴史に名を残したい」という、これもやはりアメリカ人に強い傾向が関係していると思われ、古くからお金持ちが小説の最後などに(お金を払って)「なんとかに捧ぐ」といったフレーズを入れさせたのとよく似ているのかもしれません。

自分の存在を死後にまで残したいという意思は多くの人が持っていて、それは銅像を建てたり肖像画を残したりという行動にも見てとることができますが、このあたりは日本人には希薄な部分もあり、「そのモノ以上の価値をわざわざ支払ってまで」というのはちょっと理解しにくいのかもしれませんね。

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