| 688MSO HSはマクラーレンの限定モデルの中ではかなりの価格維持率を誇るようだ |
さて、かなり珍しい「マクラーレン MSO HS」、しかも走行距離114kmという新車同様の個体がが中古市場に登場し、595,000ドルにて販売中。
このマクラーレンMSO HSは当時おおっぴらに公開されず、「なんか650Sのハードコアバージョンが存在するらしい」というウワサが先行していたモデルです。
結局のところマクラーレンからはこっそり発表されるにとどまり、出力が688馬力に向上していること、25台のみが生産されたことのみがまことしやかに伝えられているわけですね。
販売されているのはドバイにて
なお、今回販売されているのはドバイのエキゾチックカーディーラー。
搭載されるエンジンは3.8リッターV8ツインターボ、しかし上述の通り出力は688馬力に向上しており、一方で車体重量は40kgも軽量化。
ちなみに(ECUの)スロットルマップはP1 GTRプログラムからフィードバックを受けている、とアナウンスされています。
このマクラーレンMSO HSは文字どおりMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)によってカスタムされたもの。
675LTに比べてカーボンの使用量は「40%増加」増加しています。
カナードそして巨大なリアウイングが特徴的ですが、これは時速240キロ時点において約220キロのダウンフォースを発生するとのこと。
ルーフにはMSO HSの象徴とも「シュノーケル」。
リアウインドウふくむいくつかのガラスはポリカーボネート製へと置き換えられています。
ホイールセンターキャップは専用の「HS」仕様。
マクラーレンMSO HSのインテリアやディティールはこうなっている
そしてこちらはマクラーレンMSO HSのインテリア。
ブラックのアルカンターラにて覆われ、ステッチはオレンジですね。
エンジンベイはフルカーボン。
ボディカバー他付属品も全て揃う、とのこと。
さすがマクラーレン650系きってのハードコアモデルだけあってハーネスも付属。
なお、MSO HSにはテレメトリーも標準にて装着されており、基本的に「サーキット志向」モデルということですね。
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