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0−100km/h加速1.9秒、1250馬力、最高速452キロのハイパーカー、ジンガー21C市販バージョンが公開!全幅2Mにもかかわらずシートは前後タンデム

2021/06/02

最高速452キロのハイパーカー、ジンガーC21市販バージョンが公開

| とにかく様々なハイパーカーが大量に登場するが、どこまで実際に発売されるのかはわからない |

さらに、その開発資金はいったいどこから出てくるのか全く不明

さて、カリフォルニアに拠点を置くCzinger Vehicles Inc.(ジンガー・ビークル。ポルシェのレストモッドで知られるシンガー・ヴィークル・デザインとは別会社)は、昨年2月に自社による設計のハイパーカー、「C21」をコンセプトカーとして発表していましたが、今回はその市販バージョンの姿をお披露目することに。

このジンガーC21についてはいくつかの特徴があるものの、ざっと要点をかいつまんでいうと「幅が2メートルもあるのに前後タンデムシート」「0−100km/h加速は1.9秒」「最高速は時速452キロ」。

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ジンガーC21はこんなクルマ

そこでこのジンガーC21を見てゆきたいと思いますが、パワートレインは2.88リッターという微妙な排気量を持つフラットプレーンクランクV8ツインターボ+2つのエレクトリックモーター。

システム合計での出力は1,250馬力、車体重量は1,240キロなので、パワーウエイトレシオは「1以下」ということになりますね。

トランスミッションは7速AT、4WDだとされ、詳細は公開されていないものの、おそらくガソリンエンジンは後輪を、エレクトリックモーターは前輪を駆動するものと思われます。

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その加速性能は驚きとしかいいようがなく、0−100km/h加速は1.9秒、時速300キロまでは13.8秒、時速400キロまでは21.3秒で達することに。

なお、ゼロヨンタイムは8.1秒だとアナウンスされており、0−100キロ加速こそは劣るものの、このゼロヨンタイムは(発表されたばかりの)リマック・ネヴェーラをも上回るものです。

ちなみに最高速度は”V-max”モードを使用することで452km/hを実現できる、とのこと(こちらもリマック・ネヴェーラの412km/hを凌駕する)。

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さらに驚くのは、その最高出力について(オプションにて)1,350馬力にまで向上させることができるという事実、そして環境に配慮したカーボンリサイクルメタノールほかバイオ燃料でも走行が可能なこと。

80台のみが限定販売されると言われますが、今のところ価格についてのアナウンスはなく、詳細についての発表はもう少し先になりそうですね。

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参照:Czinger Vehicles

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