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「59FIFTY」「9FIFTY」「9TWENTY」など多数の種類があるニューエラのキャップ。それぞれの特徴や違いはこうなっている

2021/09/19

「59FIFTY」「9FIFTY」「9TWENTY」など多数の種類があるニューエラのキャップ。それぞれの特徴や違いはこうなっている

| ニューエラのキャップは多数のデザインを持ち、それによって素材や用途、仕様、サイズ展開などに細かい違いがある |

それぞれのキャップにはそれぞれの「目的」「用途」が設定されている

さて、先日ニューエラの帽子に刺繍を入れ「ワンオフキャップ」を作成しましたが、意外とこれに関する問い合わせが多く、その製作方法、そして「どの帽体を選べばいいのか」と聞かれる機会が増えています。

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ニューエラは現在「キャップ」ブランドとしてはトップクラスの知名度を誇り、しかし日本ではファッションシーンから急速に盛り上がってきたため「新興勢力」のように捉えられることもあり、しかし実は創業100年を超える(1920年創業)老舗企業。

1930年代からメジャーリーグ(MLB)へと納入を開始して現在に至りますが、そのルーツを反映して「スポーツ色の強い」製品を多くリリースしています。

しかしながら100年もの歴史を誇るからには「相当な企業努力」を行っており、形状やフィット感、耐久性といった帽子本来の品質向上に加え、新しい素材や機能の開発、マーケットのニーズにあわせたバリエーション展開などを積極的に行っており、その結果が現在の揺るがぬポジションなのだと考えています。

そのぶん、ニューエラでは多くのバリエーションを持つに至り、ここでそれらを見てみましょう。

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ニューエラのキャップにはこんなバリエーションがある

上述の通りニューエラには様々な製品があり、帽子だけでも「キャップ」「ビーニー(ニットキャップ)」「ハット(バケット/アドベンチャー)」等があり、しかしここでは「キャップ」にしぼってその違いを紹介。

詳細については下の方で述べたいと思いますが、ここではまず「概要」を記載してみます。

ニューエラのキャップ それぞれの違い

  • 59FIFTY・・・額の部分が盛り上がっていてツバが平坦な、ラッパーがよく被っているタイプ。帽体が深くガッチリしている
  • PC 59FIFTY・・・59FIFTYのツバがちょっとカーブしたタイプ
  • LP 59FIFTY・・・59FIFTYを「浅く」したデザイン。メガネやサングラスと干渉しにくい
  • 9TWENTY・・・ニューエラの中ではもっとも「浅い」。丸く柔らかく、ツバもカーブしている
  • 9THIRTY・・・9FORTYの裏面から「芯材」を抜き、柔らかく仕上げている
  • 9FORTY・・・「丸い」59FIFTY。ツバもカーブしている。ガッチリした作り、素材を持つ場合が多い
  • 9FORTY A-Frame・・・9FORTYのフロントがパネル状となっていて、ロゴを掲示するのに向いている
  • 9FIFTY・・・59FIFTYの「サイズ調整可能版」で、リアにストラップ付き
  • カジュアルクラシック・・・昔っぽいユーズド感があるシリーズ

59FIFTY(フィティナイン フフティー)

おそらくはニューエラでもっとも有名なのがこの59FIFTY。

深い帽体にフラットなツバがその特徴ですが、「深く被っても」「浅く被っても」それなりにキマるのが特徴で、その人の髪型や顔つき、体型によって様々なかぶり方ができるモデルです(ちなみにぼくの場合、これを浅く”頭に乗せるように”かぶるのがいちばんいいようだ)。

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なお、ニューエラ中もっともフィット感を重視しているモデルでもあり、そのためサイズも7~8インチまで9段階(おおよそ1cm刻み、52-65.4cm)でラインアップ。

そのためリアにはアジャスターがなく、すっきりした印象です。

フロントパネルの裏面に「芯」を設けることでしっかりした形をもたせており、それが独特のイメージを形成しているモデルでもありますね。

ニューエラによると、「1954年に誕生したベースボールキャップにスタンダード」だとされ、現在でも職人の手によって22の工程を経て製造されている、とのこと。

参考までに、この59FIFTYは主にアメリカ西海岸のラッパーが着用したことで一般に普及するようになっていますが、ラッパーたちは「ツバ(バイザー)を折り曲げず、バイザーのステッカーを剥がさず」着用することがほとんど。

その理由は「バイザーの曲がっていない、そしてステッカーも剥がされていない新品を着用している」のだとアピールすることにあると言われ、つまり「自分は新品を購入するだけの財力がある」ことを示しているわけですね。※ツバについては「ツバを曲げる機械」があることでもわかるように、購入後にユーザーが自分の頭の形状にあわせ自由に曲げる場合が多く、曲がったツバ=中古という印象があるようだ

「真っ白な」スニーカー、色が落ちていないジーンズを好むことも同様の理由だそうですが、「新品を買えない環境にある人が多い」という事実をあらためて突きつけられる話でもあります。

PC 59FIFTY(ピーシー フィフティナイン フィフティー)

一方、59FIFTYのバイザーを「最初から曲げてある」のがこのPC59FIFTY。

ちなみに「PC」は「プレカーブド(最初から曲げている)」を意味します。

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なお、ツバを曲げる意味としては「帽体を頭の側面にフィットさせる」こととなりますが、たとえばツバが曲がっていない状態だと、帽体が左右に広がっていて、頭の側面にフィットしない(頭と帽体との間に隙間ができる)わけですね。

よって、ツバを曲げることで帽体の「幅」を狭くすることができ、これによってぴったりとキャップを頭にフィットさせることが可能となります。

おそらくですが、この「フロントがぽっこりと立っている」のは、チームロゴを見やすくする(ここが頭に沿って丸く傾斜していると、角度によってはロゴが見えにくい)ためなんじゃないかと思います。

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LP 59FIFTY(エルピー フィフティナイン フィフティー)

LPは「ロープロファイル」の略で、その名の通り帽体が「低く」、ツバが微妙にカーブしています。

高機能素材を使用することが多く(ストレッチ素材が使用されることも)、実際に(LP59FIFTYとともに)MLB公式としても採用されるなど「スポーツ仕様」。

ちなみに帽体が浅いことのメリットとしては「キャップを被ってサングラス(メガネ)をかけても、サングラスのテンプルが帽体と干渉しない」ことにあると考えており、とくにオークリーなど立体的、そして太いテンプルを持つサングラスを使用する際には向いていると思います。

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リアにはアジャスターがなく、サイズ展開も59FIFTYと同じです。

9TWENTY(ナイン トゥエンティー)

ニューエラの中では「もっとも浅い」帽体を持っており、実際に被った感じもかなり「浅く」、髪型によっては「頭の上に帽子が乗っているかのような」印象を与えることも(良し悪しという意味ではなく、このほうが軽い印象を与え、夏場には向いていると思う)。

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ぼく的には、(男性で)長髪の人が、キャップから後ろ髪を出しているとカッコいい、というイメージを持っていますが、反面、短髪の人は後頭部が露出することになり、その部分を短く刈り込んでいる場合、たとえ頭頂部の毛が長くても「ハゲ」に見える(頭髪全てが、露出している後頭部の毛髪と同じ長さだと思われたりする)ので要注意。

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バックはアジャスタブル仕様なので「ワンサイズ(56.8-60.6cm)」となり、サイズによる売れ残りリスクが少ないためか、多くのアパレルブランド、セレクトショップがこの9TWENTYを使用した別注モデルを作っているようですね。

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9THIRTY(ナインサーティー)

9FORTY同様のシルエットを持ち、浅めの帽体とカーブしたツバを持っていますが、9FORTYとの差は「フロントの裏面に芯がない」こと。

それによって「フニャッと」した雰囲気が出るので、Tシャツと短パンのようなラフな服装にも似合うと思います(ニューエラではもっともカジュアルなタイプかもしれない)。

ニューエラでも「ウォッシュをかけた」タイプが多いように思われ、適度な「ヌケ感」を持つモデルですね。

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ニューエラはその帽体の形状によって生地や(フロントの)刺繍を使い分けており、ガッシリした生地を使用した立体的なモデルには立体的な刺繍を、そして柔らかい生地を使用したフニャっとしたキャップには平坦な刺繍を施すなど、これだけの種類があるにもかかわらず、かなりなこだわりを持ってひとつひとつのデザインがなされているように思います。

さらに言えば、スポーツに使用するモデルには高機能素材を使用するなど用途にも応じた設計がなされていて”製品のデザイン、機能、用途、仕様が一致しており”、このあたりは「さすが専業」。

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なお、バックはアジャスター式を採用する場合が多く、キャップと同じ生地を採用するストラップが用いられます。

この9THIRTYについては、ワンサイズ(56.8-60.6cm)展開である場合が多いようですね。

9FORTY(ナインフォーティー)

いわゆる「一般的なベースボールキャップ形状」を持ち、丸い帽体(クラウン)とカーブしたツバ(バイザー)を持つことが特徴。

スナップバックを持ち、そのためワンサイズ展開(56.8-60.6cm)となっていますが、芯を使用した強固な帽体を持ち、多くのモデルでは厚めの生地を採用した「ガッチリ」としたシャープな仕上げを持つようです。

印象としては「丸くなった59FIFTY」といった感じですが、ストリートよりも「スポーツ向け」という位置づけなのか、ゴアテックスなどの機能素材を帽体に使用したり、スウェットバンドには抗菌効果のあるMICROERAを使用するなど、ファンクショナルな製品が多い模様。

当然ながら「ストリート」よりも「スポーツ」向きです。

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9FORTY A-Frame(ナインフォーティ エーフレーム)

そして9FORTY A-Frameは、9FORTYのフロント部を1枚パネル構造とし、「上部をつまんで塗った」デザインを持っていて、つまり額部分が盛り上がった形状が与えられ、より立体感が感じられる仕様です。

なお、フロントを「1枚もの」とするメリットとしては、「(パネルの継ぎ目や縫い目がないので)フロントにロゴを入れやすい」というものがあり、ロゴを正確に表示できるためか、多くのスポンサーがこのタイプを好み、よってスポーツ選手が着用するのも「A-Frame」のほうが(通常の9FORTYよりも)多いようですね(AD-Frameとも言われるので、スポンサーの広告目的を重視してデザインされたのかも。とくにゴルフ選手がよく着用している)。

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9FIFTY(ナインフィフティー)

形状・デザインは59FIFTYと同じではあるものの、その違いはリアにスナップバックがついていること。

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これがそのスナップバックですが、文字通りパチっとはめることができるアジャスターで、このおかげでより強固にフィットします。

なお、このスナップバックは樹脂製なので、比較的スポーティそしてカジュアルな印象です。

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スナップバックがついているためにサイズ調整が可能ということなのか、サイズ展開は3種類で、S/M(55.8-59.6cm)、M/L(57.7-61.5cm)、L/XL(61.5-65cm)という設定です。

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カジュアルクラシック

こちらはいっそうカジュアルでライトな「カジュアルクラシック」。※トム・クルーズが映画の中でよく被っているようなタイプ。「オブリビオン」など

軽量かつ軽快なかぶり心地を持っており、リアストラップは調整機構に加え、スナップボタンでの着脱が可能な「イージースナップ」仕様を持っています。

ヴィンテージ感があり、ウォッシュをかけた仕様、そしてメジャーリーグのロゴを刺繍したモデルが多いようですね。

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参照:New Era

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