| スバルは一部モデルでアウトドアテイストを強める傾向にあり、XVもそれに従うものとボクは見ている |
ただし現行XVはモデルチェンジの必要性が感じられないほど優れたデザインを持つように思う
さて、11月に新型スバルXVのプロトタイプが目撃されていますが、そこで早速、フルモデルチェンジ版となるスバルXVの予想レンダリングを作成したのがロシアのカーメディア、Koresa。
今回はフロントそしてリアから捉えた「新型」XV(北米ではクロストレック)を公開していますが、最近のスバルのトレンドを抑えており、実際にこうなるんだろうな、と思わせる作品に仕上がっています(Koresaの作成する予想レンダリングはいつも精度が高い)。
現行スバルXVはマイナーチェンジを行ったばかり
なお、現行スバルXVは2017年に登場しており、2021年12月にマイナーチェンジ(一部改良)が行われたばかり。
ボディカラーの一部変更に加え、特別仕様車「アドバンスト・スタイル・エディション(Advance Style Edition)」が登場しています。
こちらはホイールがダークガンメタリックに、さらにフロントグリルやバンパーガード、フォグランプカバー、ドアミラーなどがグレーメタリックに、そしてルーフスポイラーのサイドがブラックに変更されるなど「重厚感のあるルックス」へと変更されたモデル。
スバルは近年、他ブランドとの差別化のためか「ガッシリしたオフロードテイスト」を打ち出すことが多く、そしてそのコンセプトをさらに推し進めたサブブランド、「ウィルダネス」も発表済みですね。
-
スバルが新型車「アウトバック・ウィルダネス」発表!SUBARU史上最強のオフロード特化モデル、ワイルドなだけじゃなくちょっとオシャレ
| ただ単に「車高を上げた」アウトバックではないようだ | さて、スバルが予告どおりにニューモデル「アウトバック”ウィルダネス”」を公開。これはアウトバック(日本だとレガシィ アウトバック)史上もっと ...
続きを見る
つまりスバルは「よりアウトドアっぽく、よりオフロードっぽい」路線に進むことで自社の持つ優位性をアピールするんじゃないかとも考えていて、やはりKoresaも同じように考えたのか、今回公開されたレンダリングは(現行モデルに比較して)オフロードテイストが増加したようにも。
もちろん実際に発表・発売されてみないとわからないものの、新型XVはその性格そしてポジション上、やはりワイルドになる可能性が高そうです。
ちなみにスバルはヘッドライトやグリル、グリル内のメッシュ、テールランプ、バンパーのクラッディングやフェンダーモールなどひとつひとつのパーツが大きく、そしてダイナミックで立体感があることが特徴であり、近年の「スマートでフラッシュサーフェスな方向に進むことが多い」自動車デザインにおいて、ひときわその独自性が強調されている、とも認識しています。
新型スバルXVについて、これまでに目撃されたスパイフォトから読み取れるものは少なく、しかし現在のスバルの傾向からするに、よりシャープで「彫りが深い」デザイン、そして筋肉質なデザインが与えられるだろうことが推測でき、おそらくは(早くて)2022年の発表だと見られているようですね。
合わせて読みたい、スバル関連投稿
-
カナダのスバル正規ディーラーが「新車1台あたり90万円の割引」を開始!ただしその割引を受けるためのハードルがあまりに高かった・・・
| この条件を満たす人は「一握り」だが、その一握りの人々にとっては大変魅力的なオファーだと思われる | そしてその条件はあまりにハードルが高かった さて、スバルのカナダ法人が「新車購入1台あたり、10 ...
続きを見る
-
スバルの販売減少が止まらず、このままでは1990年代半ば以降、「最大の不振」に。コロナとチップの問題だと言われるが、それだけではないとボクが考える理由
| おそらくスバルのビジネスモデルは他社の侵攻によってゆらぎ始めている | ここまでは「ガラパゴス」にて春を謳歌してきたが さて、スバルが最大市場の北米にて大きなダメージを受けている、との報道。これは ...
続きを見る
-
【動画】そこまで見せていいのかスバル!新型BRZ開発秘話を公開し、「何を考え、何を行い、何を達成したのか」を語る
| スバルの社内はなんとなくアットホームな雰囲気だった | スバルは新型BRZの開発において「パワーに頼らない」スポーツカーを目指したようだ さて、スバルが「今までに語られなかった」新型BRZの開発秘 ...
続きを見る
参照:Koresa