まさかのチューナー同士がコラボ！ランボルギーニ・ウルスをマンソリーとMTMがカスタムし、出力はなんと1001馬力に

｜　これだけのパワーが出ることにも驚かされるが、その出力を支えることができるランボルギーニ・ウルスのポテンシャルにも驚かされる　｜

どうやらフォルクスワーゲングループの4リッターV8エンジンは「1000馬力以上」のチューンに耐えうるようだ

さて、現在ランボルギーニの販売において半数を占めるウルスですが、セレブに非常に人気があり、そして「他の人とは異なる」仕様を好む人々が多いセレブ業界において「カスタム」「チューニング」が非常に盛んな状態となっています。

今回公開するのもそういったうちの一台で、なんと「マンソリーとMTMとのコラボ」によって仕上げられており、内外装だけではなくその出力もとんでもないレベルに引き上げられています。

外装はマンソリーのフルエアロキット

今回MTMが公開したランボルギーニ・ウルスについて、その外装は「マンソリー製」パーツで組まれることとなっており、フロントバンパー、フロントスプリッター、フロントフェンダー、サイドステップ、前後オーバーフェンダーが装備されています。

そしてリアだとルーフスポイラーにトランクゲートスポイラー、リアディフューザーが装着され、映画「スクリーム」に登場するゴーストのようだと評されているテールパイプが取り付けられていますね。

なお、ボディカラーはブラック、そして前後バンパーやディフューザー、ドアミラー、サイドステップ、ホイールなどにはゴールドのアクセント入り。

エンジン出力はなんと1001馬力

そしてそのアグレッシブな外装以上に「驚き」なのがその出力であり、MTMではタービンの交換や、カスタム仕様のエアフィルターを含む吸気システムのアップグレードを行った他、トランスミッションも強化して高出力に耐えうるようチューニングを施している、とのこと。

そしてバックドアの左側とCピラーにはマンソリーのエンブレム、そして右側にはMTM、加えて「1001hp」のバッジが誇らしげに輝きます。

ちなみにこの1001馬力というのは8リッターW16クワッド（4）ターボエンジンを搭載するブガッティ・ヴェイロンと同じ数字であり、つまりは「途方も無いパワー」。

いかにチューンしようとも、ベースとなるエンジンが優れていなければ1000馬力を超えることは難しく、しかしウルスに積まれる4リッターV8ツインターボは「それだけのポテンシャルを持っている」ということになりそうです。

参考までに、MTMは（ウルスに積まれるエンジンと基本設計を同じくする）アウディRS6アバントの4リッターV8を1000馬力以上にチューンしたことがあり、よって今回のウルスについても「お手の物」だったのかもしれませんね。

この「マンソリーXMTM」によるランボルギーニ・ウルスについて、そのコストは明らかではありませんが、おそらくはゆうに「車両価格と同じか、それ以上」の金額がかかっていることは想像に難くありません。

合わせて読みたい、ランボルギーニ・ウルスのカスタム関連投稿