| プロモーション用のワンオフモデルだそうだが、実際のところかなり細かく作り込まれているようだ |
おそらくは(機能的に)走行するのは難しいだろう
さて、アメリカのセレブは様々な車のコレクションを持ち、様々なカスタムカーを制作することでも知られますが、今回紹介するのはおそらく、それらの中でも「もっとも」奇妙な一台。
所有者はキム・カーダシアンで、ランボルギーニ・ウルスが真っ白なモフモフのフェイクファーのようなもので覆われているということがわかります。
自身のブランドの宣伝のために製作したワンオフモデル
なお、このランボルギーニ・ウルスはキム・カーダシアンのブランド「Skims」のプロモーションのために作られたものだといい、外装はもちろん内装までもがモッフモフ。
おそらくはエアを吸うことができず、すぐにオーバーヒートしたり、布地を巻き込んだりして走行不能になることが考えられ、よってこのウルスは「展示のみの用途」なのだと思われますが、細部を見ても意外とよく作り込まれていることがわかります。
キム・カーダシアンの夫、カニエ・ウエストもウルスをカスタム
なお、現在離婚協議中であるキム・カーダシアンの夫、カニエ・ウエストもまたランボルギーニ・ウルスをカスタムしており、こちらは「レトロ調」のユニークなカスタム。
こういった例を見ても、西海岸のセレブにはランボルギーニ・ウルスが大人気なのかもしれません。
ちなみにアーティストの中には「一発当てると、あとは自身のブランドを立ち上げて悠々自適に暮らす派」と「有名になってもずっと音楽を追求する派」がいるようで、前者は黒人、後者は白人アーティストに多いように思えます(プリンスが音楽に情熱を傾けたように、すべてがこの例に当てはまるとは言えない)。
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セレブのカスタムカーには珍妙なものが多い
なお、セレブの手掛けるカスタムカーというと、ちょっとぶっ飛んだものが多いようで、クリス・ブラウンのランボルギーニ(ウラカン、アヴェンタドール)もその奇抜さでよく知られるところ。
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一方、素晴らしいカスタムカーを手掛けるセレブも
その一方で、一般人ではとても思いつかないような素晴らしいカスタムカーを手掛けるセレブも多数おり(経験豊富、かつお金があるからか)、たとえばポスト・マローンのブガッティ・シロンは「ぼくのなかでは1、2を争う美しいシロン」。
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