| まさか日本からニールバレットが撤退することはないと思うが |
バッグジャックのベルトは「ミルスペック」
さて、最近買ったモノ3連発、まずはバッグジャック(Bag Jack)のコブラベルトです。
このコブラベルトには幅25ミリと40ミリがあるのですが、今回ぼくが購入したのは40ミリのほう。
バックルそのものはアルミニウム製、そしてベルトはポリエチレン製で、バックル含む製品全体として非常に強固に作られています。
それほどの負荷をかけることはないけれど
このバックルはNASAや軍隊でも使用されているといい、2箇所を押さないと取り外すことができず、固定された状態では18kNもの負荷に耐えることが可能だと説明されています。
もちろんぼくはそれほどの荷重をかけることを予測しているわけではありませんが、どうしてもこういった「タフなもの」に惹かれる傾向があって、そのため、持ち物はどうしてもミリタリースペックに近いものに偏ってしまい、バリスティックナイロンやゴアテックスなどの素材を使用した製品にはとくにヨワいわけですね(ハードなオフローダーに憧れを感じるのもこういった性質が関係しているのだと思う)。
なお、ベルト自体はかなり「硬く」、こちらもバックルに負けず劣らずかなり強固(製品は箱に入って届けられるが、箱から出した状態でもその「収納グセ」がついていて、そのまま直立する)。
バックルそのものはAustriAlpin社製の「コブラバックル(パテント申請中だと記載がある)」を使用しています。
今回ぼくが購入したのは「ブラック」ですが、アルミカラーそのままのバックルを使用したモデルもラインアップされています(ベルトがホワイトのモデルもある)。
表面はアルマイト仕上げではなくペイントのようで、そのため使用しているうちに「色ハゲ」があるかもしれませんね(それもこういったアイテムのひとつの楽しみではある)。
裏面はシンプル。
サイズに「M」表記がありますが、サイズ調整が可能なので、日本市場向けの表記だと「フリーサイズ」扱いとなっています。
バッグジャック自体は1993年にベルリンにて設立されており、ドイツではじめてメッセンジャーサービスを立ち上げたと説明されていますが、その経験を生かして実用的なメッセンジャー向けのバッグやツールを「ドイツにて、オールハンドメイド」の製品を展開中。
よって、このコブラベルトもハンドメイドにて製作されており、そのために市場価格は1万円代後半とかなり(その素材や構造から判断するに)高価だと思います。
バッグジャックの製品自体は各セレクトショップにて取り扱いがありますが、バッグジャックは完成品を販売する他、ストラップなどを他社にも共有しており、かつてはヘッドポーターにも「バッグジャックのストラップを使用したメッセンジャーバッグ」がラインアップされていましたね(以前使ってた)。
参考までに、このコブラバックルを使用したベルトを発売しているのはバッグジャックのみではなく、マグフォースからもブラック、そしてタンカラーが発売されています(こちらは1万円を切っている)。
ニール バレットのTシャツは一気に二枚
そして次はニール バレット(NEIL BARRETT)のTシャツ。
ニールバレットにおいて特徴的な「サンダー」プリントがなされたものですが、ニール バレットはTシャツといえどもかなりの力を注いでいて、複数のシェイプが存在し、同じサイズであっても着丈が長かったり、身幅が細かったり、肩幅が狭かったり、生地が薄かったり、という差が存在します。
よってひとくちに「ニールバレットのTシャツ」といっても、着てみた印象はひとつづつ全く異なり、よって購入時には試着をオススメ。
なお、ニールバレットは海外では非常に人気が高く、ルイス・ハミルトンが好んで着用していることでも知られますが、日本では今ひとつ人気がなく、そのセカンドラインの「ブラックバレット by ニールバレット」はすでに撤退済み(三陽商会が手掛けていたライセンス生産)。
本家ニールバレットは現在かろうじて日本でも存続しているものの、今回阪急百貨店からオンリーショップが撤退することになり、よって「70%オフ」という破格のセールが行われ、よってTシャツを二枚まとめて購入してきた次第です。
ただ、顧客情報は阪急百貨店から輸入元へと移管されるとアナウンスがあったのでニールバレットそのものが日本から撤退することはなさそう(ただ、今後はセレクトショップなどでしか購入ができない)。
ちなみにニールバレットは、数少ないぼくの体型にフィットするサイズをつくっているブランドの一つで(ほかにはディースクエアード、バルマン、タトラスあたり)、これが撤退するとちょっと困るなあ、と思ったり。
現在多くのブランドがそのロゴを全面に押し出す中、ニールバレットはブランドロゴを押し出すことはなく、かわりに用いられることが多いのがこの「サンダー」。
これはブランドロゴでもなんでもない割には非常に認知度の高いグラフィックになっていて、これを見ると「あ、ニールバレット」だとすぐさまわかるようになっています。
よって、ほぼジャージやTシャツしか着ないぼくにとっては貴重な「それなりのものを着ている」ということをアピールできる製品でもあり(高級ブランドショップや、高級品、高級車を販売しているディーラー、そしてそれなりの人々が集まる場ではセルフプロデュースアイテムになりうる)、けっこう重宝しているブランドでもあるわけですね。
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