ゴリラウォッチが「初」のクロノグラフ、サンダーボルトを発表！ガルフカラー、オープンワークダイヤル、デュボア・デプラ製ムーブメントを搭載

｜　相変わらずチタン、アルミ、そしてアルカンターラというクルマ好きの心をくすぐる素材を使用　｜

今までクロノグラフが存在しなかったのがちょっと不思議

さて、先日「カミネ115周年記念モデル」を購入したゴリラウォッチ（Gorilla Watch）より、ブランド初となる新型クロノグラフ「サンダーボルト（ThunderBolt）」が登場。

現在まだデリバリーは開始されておらず、予約受付中の状態ですが（当初は1月入荷の予定だったが、5月に延びたようだ）、「買うしかないか・・・」とも考えています。

ちなみに世界限定99本、価格はゴリラウォッチではもっとも高額な99万円という設定です。

ゴリラウォッチ「サンダーボルト」はこんな腕時計

そこでこのサンダーボルトですが、ムーブメントにはいつものMiyotaではなくデュボア・デプラ社との共同開発によるDD268（スケルトン クロノグラフ モジュール）が搭載されていますが、ダイヤル自体もスケルトン構造（オープンワーク）を採用しており、強く流行を意識したスタイルを持つようですね。

なお、このサンダーボルト・クロノグラフのデザインは「腕の上で威嚇し、攻撃する準備ができている」存在となるべくデザインされたとのことで、ケースそのものはグレード5のチタン製、そしてベゼルはマット仕上げのセラミック、その間に挟まれるのはアノダイズド仕上げのアルミニウム。

リュウズは「レオン」「カミネ115th」と同じ形状を採用し、（クロノグラフなので）プッシュボタンが（これもまたDLCコーティングのチタン製）リュウズガードに組み込まれ、これは「スポーツカーのペダル」を意識したデザインを持っている、とのこと。

ちなみにストラップ本体はラバー製、そして表面にはアルカンターラが貼られています。

デュボア・デプラ（Dubois Depraz）社は、その前身が1901年に設立され、現在はスイスのジュウ渓谷に拠点を置く独立系マニファクチュールで、これまでにもブライトリング、ユリス・ナルダン、ジン、タグ・ホイヤー、フォルティス等にムーブメントを供給しています（その名が表に出ることは少ないが、モジュール開発に関しては業界でよく知られているようだ）。

なお、このサンダーボルトに採用されるスケルトン クロノグラフ モジュール（DD-268）はETA製2892A2をベースとしているようですね。

ちなみに現在の会長であるジェラルド・デュボアの息子がデュボア・デプラのムーブメント（エボーシュ）を使用した「ピエール・ドロッシュ」なるブランドを展開しています。

針、カウンタースケール、タキメーターを含むすべてのクロノグラフ表示にはX1スーパールミノバ が塗布されており、発光するとこんな感じ。

ゴリラウォッチは「自動車」意識

なお、ゴリラウォッチはオーデマピゲにてロイヤルオーク・オフショアの企画やデザインに携わった2名が独立して立ち上げたブランドですが、当初から「自動車」を強く意識しており、チタンやカーボン、アルミといった素材の使用もその端的な例と思います。

当初はアメリカンマッスルを意識したモデルがいくつかラインアップされ、さらにはポルシェ、ロータス、フェラーリをイメージしたであろうデザインも追加されていますが、ポルシェを意識したモデルだと「RS」「ミラージュ」「トリュフハンター」といったモデルも。

そして今回のサンダーボルトのカラー的モチーフとなった「ガルフカラー」についてはとくに気に入っているようで、これまでにも「ミラージュ」、

「ドリフト ミラージュ」といった2モデルが発売されていますね。

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参照：Gorilla Watch