どうしてこうなった・・・。マツダRX-7（FD3S）をリムジンに改造した「RX-777」が登場。どんな走りを見せるんだろうな・・・

｜ これまでにも様々なマツダRX-7の改造車を見てきたが、今回の「リムジン」はさすがにはじめて見た ｜

けっこうワイドなタイヤを履いているが、いったいどんな走りを見せるのか

さて、マツダRX-7（FD3S）はトヨタ・スープラやホンダS2000、日産スカイラインGT-Rとならぶ日本のレジェンドではありますが、今回その神聖なクルマをなんとストレッチしてワゴンに改造してしまった「RX-777」が登場。

これは画像掲示板Redditに投稿されたもので、当然ながら批判が集中することになり、しかしこれは「ちゃんと走るRX-7をわざわざ改造した」のではなく「廃車になった何台かのRX-7を集めて一台にした」ものだとされ、よって「RX-7を台無しにしてしまった」のとはちょっと異なる意味合いを持つようです。

このRX-7リムジン、RX-777にはツッコミどころ満載

このRX-777について情報が限られており、その詳細を知ることはできませんが、ドアから後ろを思いっきり延長し、リアハッチやリアエンドはRX-7のパーツを「そのまま」使用しているように見えます。

ただ、リアフェンダーは若干拡大されており、リヤタイヤもワイド化されているので、いくぶんパワフルなエンジンを積んでいるのかもしれません。

なお、RX-7というと「ダブルバブルルーフ」が特徴的ではあるものの、このロングルーフでもそれが再現されているのか（もしそうだったらスゴい）、そしてエンジンはどこにあるのかがちょっと謎。

エンジンについては「フロントのまま」でプロペラシャフトを極端に延長しているのかもしれませんし、延長した部分、つまり車体ミッドに（アメリカらしくV8を）積んでいるのかもしれません。

もちろんスペック、パフォーマンスについても全く謎ではありますが、面白いカスタムカーのひとつだとは思います。

スポーツカーのリムジン、ワゴン化は少なくはない

なお、スポーツカーをワゴン化する例は意外と少なくはなく、その理由としては積載量向上や空力性能向上など様々。

フェラーリについても過去になんどかワゴンボディが（コーチビルダーによって）製造されており、こちらはビグナーレによる330GT 2+2ベースの「フェラーリ330GTシューティングブレーク」。

そして1962年には、250GTO SWBをベースに、カウント・ボルピ・デ・ミスラータの命によって製作された「ブレッドバン（これはメディアがつけたニックネーム）」も存在しますが、こちらは空力性能向上を目的としたレーシングカーです（残念ながら成果を残せなかったが、直線のスピードはベースとなる250GTO SWBのよりも速かったという話もある）。※ただしエンツォ・フェラーリがその醜さに激怒したという

そしてこちらも有名な、ブルネイの王室がピニンファリーナに依頼してカスタムしたフェラーリ458GTのワゴン「ヴェニス」。

RX-7だと、ストレッチではありませんがワゴンに改造した例も。

ちなみにコルベット（シボレー）もキャラウェイに対して公式に「ワゴンへのコンバージョンキット」を発売する許可を与えていますね。

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参照：Reddit