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今日のフェラーリ296GTB納車待ち。来たるべきフェラーリからの「受注承認」に備え、さらに仕様を詰めてみる。オプション総額は現時点で889万円

2022/04/30

今日のフェラーリ296GTB納車待ち。来たるべきフェラーリからの「受注承認」に備え、さらに仕様を詰めてみる。オプション総額は現時点で889万円

| フェラーリのオプションは次々新しいものが登場してくる |

目玉はシャルル・ルクレールとカルロス・サインツの「サイン」

さて、現在まだフェラーリ296GTBの受注承認がフェラーリ本社からおりていない状態ですが、承認後には仕様を確定する必要がでてきます。

つまり現在はまだ仕様を確定していないというか(フェラーリ側で受注を承認していないので)仕様を確定することができないというステータスなわけですね。

ただ、承認がおりた後すみやかに仕様を確定できるよう、現在オートカヴァリーノさんの協力を得てチョコチョコと仕様の詳細について詰めているところですが、フェラーリには(ランボルギーニやポルシェもそうですが)事実上無限のオプションがあり、「こんなところも変更できるのか・・・」という発見がコンフィグレーションの都度出てくることになり、未だに驚きの連続です。

ボクの注文したフェラーリ296GTBはこんなエクステリアの仕様を持っている

そこで現時点での仕様を紹介したいと思いますが、ボディカラーはアッズーロ・ディーノ。

ボクは天の邪鬼なので「フェラーリを買うならレッド(ロッソ)」だけは選ぶまいとも考えていて、しかしフェラーリとは全く関係のないカラーを選びたくもないという矛盾した2つの要望を内包しており、そこで出てきたのはアッズーロ・ディーノ。

もちろんこれはかつてのディーノに採用されていたボディカラーで、そして「ディーノ」にまつわるストーリー、そして(ディーノと296GTBとの)V6繋がりというところを「ロッソを選ばない」というエクスキューズとしています。

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フェラーリ296GTB
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ブレーキキャリパーはイエロー、画像だとホイールはシルバーとなっていますが、実際にはマットブラックの鍛造、そしてチタンボルトも装備(マットブラックはスペシャルオーダーになるのでコンフィグレーターに反映できないようだ)。

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テールパイプも実際にはシルバーではなくブラックペイントとなります。

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エンジンフードは標準の「透明」ではあるものの、エンジンベイには「エンジンルーム ドライバーズサイン」なるニューオプションを選択する予定で、なんとこれはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツのサインが入るというもの(これは絶対に外せないオプションだと考えている)。

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JUN
JUN
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ストライプについてはかなり迷ったものの、結局は「ナシ」にしようと考えています。

その理由としては「実際に出来上がったクルマがイメージと異なる可能性が排除できない」「ストライプを入れると、現在想定しているエレガントなクラシック系内装とは調和が取れなくなる」というもの。

今回ぼくは1970年代っぽい優雅なスタイルの内装をイメージしていますが、しかしレーシングストライプは(たぶん)近年になって登場したものであり、となると「モータースポーツ」を意識した内装(たとえばブラックをベースにしたり、カーボンを使用したり、アルカンターラを使用したり、コントラストの強いカラーリングにしたり)にしたほうが相性がよく、そうすると根本から今回のコンセプトが崩れてしまうわけですね。

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ボクの注文したフェラーリ296GTBはこんなインテリアの仕様を持っている

そしてこちらはインテリア。

ダッシュボードなどはブラックのように見えますが、これはブルー・スターリングという「ネイビー」。

ちょっと前までは同じネイビー系の「ブルー・メディオ」を選択していたのですが、ブルー・メディオはちょっとグリーン系のネイビー、そしてブルー・スターリングはパープル系のネイビーであり、ロッソ・ディーノのように発色の良いブルーの外装にはブルー・スターリングのほうが相性がいいだろうと判断しています。

ステアリングホイールはカーボンファイバー、そしてこれも画像には反映されていないものの、ステアリングホイールの12時位置にはイタリアントリコローレが入ります(これもスペシャルオーダー)。

参考までに、「ロングパドル」も選べるようで、とにかくフェラーリのオプション選択は奥が深いようです。

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シートはもちろん「デイトナ」スタイル。

デイトナストライプにもブルー・スターリングを選択していますが、この素材は「レザー」「アルカンターラ」を選ぶことができ、最終的にどちらにするかは未定です。

シートやステアリングホイール、ダッシュボード下部のカラーには「クレマ」を選択し、ステッチには「コントラストステッチ」を選択していますが、クレマ部分のステッチカラーにはブルー、ブルー・スターリング部分には「クレマ」を選択。

ちなみにコントラストステッチのカラーも豊富な選択肢の中から指定でき、クレマ部分のステッチには「ブルー」ではなく「ブルー・スターリング」を選ぶこともできるのですが、ぼくは一段明るい「ブルー」を選んでいます(ちなみにステッチの糸の太さも選べるようだ・・・)。

その理由としては、「クレマにブルー・スターリング」だとコントラストが強すぎて「ブルー・スターリングがブラックに見えてしまうだろう」ということ、薄いレザーの上に濃い色のステッチを施すと、ちょっとした歪みがあると(フェラーリなので問題ないとは思いますが)それが目立ってしまうこと。※これはコントラストステッチを選ぶ際の、経験上の注意点でもある

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センターコンソールはブラック、そしてカーペットはブルー。

センターコンソールをクレマに変更することもできるのですが、そうすると意図しないところまで変更されてしまい、よってここはブラックのままとしています(ドアインナーグリップもブラックなので、ここがブラックであってもバランス的には問題はない)。

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ちなみにこの「クレマ」のようなアイボリーは1960−1970年代のフェラーリに多く見られ、タンレザーが人気化する前には比較テクポピュラーだったんじゃないかと推測していて、つまり、今回ぼくが選ぼうとしている内外装は「ロッソ+タンレザー」がフェラーリのスタンダードとなる以前のカラーということになりますね(ぼくは懐古主義者ではないけれど。ホイールやテールパイプのブラック仕上げでそれを主張してみた)。

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