パガーニの最新ワンオフモデル、ウアイラ「NC」が公開！シュノーケルにリアウイング、内外装は「ブルー、レッド、ホワイト」そしてカーボン

｜　いったいパガーニのワンオフモデルはどれくらい存在するのかが気になるところ　｜

シンプルな仕様を見るに、かなりの手練によるカスタムだと考えられる

さて、パガーニの最新ワンオフモデル、「ウアイラNC」が公開。

このウアイラNCは特別なクライアントのために特別なクルマを作り上げるパガーニのチーム「パガーニ・スペシャル・プロジェクト」によって生み出されたとのことですが、パガーニ中国の公式Facobookにて紹介されているので、オーダーしたのは中国のオーナーなのかもしれません。

パガーニによると「日々美しさに形を与え、限界に挑戦し続け、オーダーメイドのスーツのように顧客にフィットするハイパーカーを作り続けている」と前置きしたうえで、このウアイラNCのエンジンは830馬力スペックであること、7速シーケンシャルギアボックスを持つこと、車体重量は1240kgにとどまることが紹介されています。

パガーニ・ウアイラNCはこんなクルマ

そこで今回公開されたパガーニ・ウアイラNCの画像を見てみたいと思いますが、エアロパッケージはそこまで過激なものではなく、フロントにはスプリッターと二段エアロフリック、そしてフロントフェンダー上にはエア抜き用のスリットが見られ、ルーフにはエアスクープそしてこぶりなリアウイングも。

ボディカラーは濃いブルー、そしてグレーに見える部分はおそらくネイキッドカーボンだと思われ、エアロフリックやシュノーケル、リアディフューザー、ウイングの一部にはレッドとホワイトのアクセントが用いられています。

インテリアも比較的「おとなしめ」で、カーボンファイバーにアルミニウム（アノダイズド加工はなされていない）、そしてブルーのアルカンターラという組み合わせ。

ステアリングホイールの12時位置にはレッドとホワイトのアクセントが入り、いくつかのスイッチ類にはレッドに加工されているようですね。

シートのステッチは外装のアクセント同様にレッドとホワイト、そしてシフトレバーにはブルーが用いられています。

なお、この「NC」が何を意味するのかは明かされておらず、「BC」のように人の名（イニシャル）を表しているのかもしれませんね。

ウアイラはすべて完売、パガーニは次世代モデルの発表準備も

なお、このウアイラシリーズは全バリエーション含めすべて完売しており、現在はその受注分を生産していると言った状況だと思われますが、パガーニはその後継モデルの開発にも余念がなく、「C10」と呼ばれる新型車の準備を進めています。

こちらはウアイラと同様にメルセデスAMG製のV12ツインターボエンジンを搭載するものの、シーケンシャル・トランスミッションしか用意の無いウアイラとは異なって「マニュアル・トランスミッション」を用意するとアナウンスされています。

そのルックスはややレトロさを感じさせるものでもあり（しかしレーシングカーに近いようにも思う）、後世にまで価値が残るようタイムレスな外観や仕様を求めたのかもしれませんね。

パガーニ中国がFacebookページに投稿した内容はこちら

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参照：Pagani China