ベントレーが家具シリーズ「ベントレー・ホーム」2023年コレクションを発表！一式揃えたらベントレー一台が買えそうだな・・・

｜　誰が買うのかわからないが、しばらく続いているシリーズなので人気があるのだろう　｜

今回は3名のデザイナーとのコラボシリーズが登場

さて、ベントレーが「家具」の新シリーズを公開。

（価格的な観点から）いったい誰が買うんだろうなと考えたりするものの、ベントレーはけっこう長くこの家具シリーズを展開しているので、この家具シリーズ「ベントレー・ホーム」は意外と売れているのかもしれません。

いずれにせよ、ベントレーのファン以外が購入するとは思えませんが、ここでそのいくつかを見てみましょう。

「ベントレー・ホーム」はこんなラインアップを持っている

今回ミラノ・デザインウィークにて発表された「ベントレー・ホーム 2023年コレクション」はフェデリコ・ペリ（Federico Peri）によってデザインされたシリーズとリカルド・カバチオッチ（Ricciardo Cavaciocchi）、そして建築家のカルロ・コロンボ（Carolo Colombo）によってスタイリングされたシリーズとに分かれるそうですが、いずれもレトロさとモダンとがミックスされた落ち着きのあるデザインを持つように思います。

こういった「大理石調」アイテムもいくつかリリースされていますが、ベントレーはちょっと前に「石を一部に使用した瓶に入った香水」を発売しており、先日リリースされた「上海向け」のワンオフ仕様コンチネンタルGTのダッシュボードにも「石」を採用していたため、同社の中ではちょっとした「石ブーム」なのかもしれません。

こちらのソファはベントレーのクルマにインスパイアされたものだと紹介されており、たしかにグリルを見ると「ダイヤモンドパターン」。

ちなみにベントレーのダイヤモンド状の格子を持つ「マトリックスグリル」は、1920年代の（ル・マン24時間レースが開催される）サルト・サーキットの一部が未舗装であったため、他のクルマが巻き上げる石からラジエターを守るために考案されたのだそう。※ベントレーは第一回ル・マン24時間レースに参戦して完走し、第二回めの開催時には優勝している

こちらのチェアのクッションも「ダイヤモンド」ですね。

こちらの「ブリクストン・ベッド」のインナーフレームはダブルヘッドボードを備え、天然木仕上げとラッカー仕上げを選択できるほか、ヘッドボードに照明を組み込むことも可能だとされています。

こういったラインアップを見る限りでは、ベントレー・ホームとして一つの方向性を示すのではなく、顧客の自宅や別荘にあわせて選べるよういくつかのラインアップを用意し、そこにカスタマイズ性を加えることでさらなるマッチングを高めるといったコンセプトを持つように思います。

「ベントレー・デザイン・コラボレーション」の責任者であるクリス・クーク氏は、「ベントレーが世界的に有名なデザイナーとコラボレーションすることは、単なる心の交流にとどまらず、目的を共有した上での関係性の構築にほかなりません。2023年の新しいカプセルコレクションは、革新的なサステイナブル素材の飽くなき追求に加え、ベントレーのクルマが持つ流れるようなラインとエレガントな曲線からインスピレーションを得た形状を融合させ、熟練のクラフトマンシップと快適性を加えた真にユニークなフィニッシュを提供しています」とコメントしています。

なお、これらベントレー・ホームの家具の価格は発表されていないものの、一式揃えると「ベントレーのクルマが一台買えるくらい」になるかもしれませんね。

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