| ひとまず新型カイエンのコンフィグレーターが公開されるも、一部でバグが生じているようだ |
カスタムカラーや内装のカスタムステッチほか、いくつかのオプションは選べない
さて、新型ポルシェ・カイエンのカーコンフィギュレーターが公開(現時点ではカイエン、カイエンE-Hybryd、カイエンSとそのクーペのみで、つまりターボGTには非対応)。
ただし日本版を開くとイキナリ「バグが生じていることが確認されています」と表示され、カスタムカラー(1,451,000円、ペイント・トゥ・サンプル)については選べない状態で、「既に生産時期が制限されているため、オプションは選択されません(おそらくポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥアが手一杯で受注を受けることができないのだと思われる)」という表示がなされます。
よって、完全にその内容を網羅できるわけではないのですが、ざっとその内容を見てみましょう。
新型ポルシェ・カイエンにはこういった外装オプションが用意される
そこで今回は「カイエンS クーペ」を例にとってそのオプションなどを見てると、まず用意されるボディカラーは12色。
スタンダードカラーは「ホワイト」「ブラック」、そして・・・。
メタリックカラー(173,000円)だと「キャララホワイトメタリック」「クロマイトブラックメタリック」「モンテゴブルーメタリック」「アルガルベブルーメタリック」「ドロマイトシルバーメタリック」「クォーツァイテグレーメタリック」。
スペシャルカラー(357,000円)だと「アークティックグレー」「カーマインレッド」「クレヨン」「カシミヤベージュメタリック」。
ホイールは20インチから22インチまで数多く揃い、デザイン/サイズ違い、カラー違いを含めるとなんと27種類も揃い、「ボディカラー同色」「ネオディム(ブロンズ)」塗装といったユニークな選択肢も見られます。※22インチサイズのエクスクルーシブデザインホイール/ボディカラー同色仕上げ(572,000円)がもっとも高いようだ
なお、ポルシェは「グレード」「ディスク素材」によってブレーキキャリパーのカラーが(基本的に)固定されているので、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンのように「自由に」そのカラーを選べないことには注意が必要。
そのほかボディサイドには「デコレイティブ”PORSCHE”サイドロゴ(63,000円)」や「ドアのモデル名ロゴ(36,000円)」「ドアのモデル名ロゴ(ブラック)(36,000円)」といったものや・・・。
「ハイグロスブラック スポーツデザインパッケージ(685,000円)」「オフロードパッケージ(268,000円)」ほか、細部に至るまで様々な仕様の変更が可能です。
ちなみにテールパイプを「ブラックに」というのは今や一般的なオプションですが、今回カイエンSクーペには「ダークブロンズテールパイプ(123,000円)」といったユニークな選択肢も。
新型ポルシェ・カイエンにはこういった内装オプションが用意される
新型ポルシェ・カイエンSのインテリアだと、スタンダードでは「ブラック」「ブラック/モハーヴェベージュ(27,000円)」に・・・・。
「レザーインテリア」だと7パターン(494,000円~583,000円)。
参考までに、「デコレイティブステッチ」なるオプションもあるものの、現在これを選ぶと「エラー」がでるもよう。
「クラブレザーインテリア」はバサルトブラック(734,000円)にバサルトブラック/バリックレッド(805,000円)の2パターン。
ちなみにシートは「スポーツシート(0円)」「コンフォートシート(158,000円)」「スポーツシートプラス(215,000円)を選択可能です。
新型ポルシェ・カイエンにはこういった機能型オプションが用意される
機能型オプションを見てみると「ライトウェイト スポーツ パッケージ(2,011,000円~2,401,000円)」「リアアクスルステアリング(255,000円)」「アダプティブエアサスペンション(339,000円)」「ポルシェ トルクベクタリング プラス(223,000円)」「ポルシェ ダイナミックシャシーコントロールスポーツ(491,000円)」「スポーツエグゾーストシステム(426,000円)」など。
そのほかライティング系だとHDDマトリックスヘッドライト(338,000円)、ティンテッド(ダーク仕上げ)LEDテールライト(143,000円)」といったものも。
そのほか数え切れないほどのオプションが取り揃えられていて、これらを選ぶとオプション総額はざっと8,592,000円となり、ここに現在(カーコンフィグレーターのバグなのかどうかわかりませんが)選択できないカスタムカラー(1,451,000円)、デコレイティブステッチ(695,000円)、さらにいくつかのパッケージを装着してゆくと(差額を考慮しても)簡単に1000万円を超えることに。
ポルシェは以前からオプションが非常に豊富なこと、そして高価なこと、さらに平均してポルシェの新車購入時には車両価格の30%程度のオプションが装着される例が多いと言われているものの、これもまたポルシェが高い収益率を誇る一つの理由ということになりそうです。
新型ポルシェ カイエンS クーペの全ボディカラー+内装色、オプションをコンフィグレーターから拾った動画はこちら
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参照:Porsche