| おそらくは「コーチビルト車両」扱いにてワンオフもしくは限定にて生産されることになりそうだ |
すでにイアン・カラムは「ヴァンキッシュ25」を発売しており、このシューティングブレークが実現する可能性は低くない
さて、前ジャガーのデザイナー、イアン・カラム氏が初代アストンマーティン・ヴァンキッシュをベースにしたシューティングブレーク(ワゴン)のティーザー画像を自身のインスタグラム上に公開してちょっとした話題に(そして発売を匂わせている)。
イアン・カラム氏はフォードやアストンマーティンのデザイン部門を経たのちジャガーに移籍していますが、フォードでは「ステアリングホイールなどの小さなパーツ」からそのデザイナーとしてのキャリアをスタートさせたと語っています。
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イアン・カラムはヴァンキッシュに特段の思い入れがあるようだ
イアン・カラム氏は、アストンマーティンにおいてDB7とヴァンキッシュ、ジャガーでは二代目XKやXFそしてXJ、さらには007シリーズにも登場したC-X75、そのほかC-X16、Fタイプといったクルマを手がけた人物。
そしてジャガーを退職したのちは自身の名を冠したデザインカンパニー「カラムデザイン」を立ち上げており、ここではデザインの請負のほか、コーチビルダーとしての活動も行なっていて、ここでは初代ヴァンキッシュを現代風にリメイクした「(25台のみ限定の)ヴァンキッシュ25」を発表しています。
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そして今回はヴァンキッシュ「シューティングブレーク」
そこで今回インスタグラム上にて予告されたのが「ヴァンキッシュ・シューティングブレーク」。
前回のヴァンキッシュ25に続いての「初代ヴァンキッシュ」ベースとなりますが、正確にいうならば、今回のシューティングブレークは「ヴァンキッシュ25がベース」だといい、しかしワゴン化に伴いルーフライン、サイドウィンドウ、リアクォーターパネルのデザインが変更されています。
なお、アストンマーティンは自前でシューティングブレーク「V8スポーツマン」を発売したことがあり、そのほかDB5やDB6にもコーチビルダーによってワゴンにカスタムされた個体が存在しています。
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ちなみにですが、こういった「シューティングブレーク」は貴族が自身の領土内でハンティングを楽しむ際、仕留めた獲物を積むといった要望から生まれたものだと言われており、積載容量の拡大は(大人数が乗って移動するというような)家庭的なものというよりは「貴族的な」理由であったわけですね。
そのほか、アストンマーティンとザガートとの協業によって誕生した「アストンマーティン・ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークも限定ながら生産がなされており、「アストンマーティンとシューティングブレーク」は比較的相性の良い組み合わせだと考えられます。
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