| ベントレーはデザイナーの交代が比較的多いブランドでもある |
おそらくは次世代モデルにつながるディティールを取り入れてくるとは思われるが
さて、ベントレー・コンチネンタルGTのフェイスリフト版と思われるプロトタイプがニュルブルクリンクを走行中。
現行コンチネンタルGTは2017年に(2018年モデルとして)デビューしていますが、それを考慮するとけっこう「遅めの」リフレッシュとも言えそうです(その間、細かいアップデートはなされているが)。
なお、現時点で新型コンチネンタルGTの情報は何一つなく、よって今回Youtube上に公開された動画から「どこが変わるのか」を予想するしかなく、しかし搭載されるエンジンについては「V8ハイブリッド」、さらには「V6ハイブリッド」も追加されるのではと言われます。
そしてもちろん、「W12エンジン」はもう選ぶことができなくなり、W12エンジンについては公式に「お別れ」が宣言されたところでもありますね。
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新型ベントレー・コンチネンタルGTはこう変わる?
今回公開されたスパイ動画を見てみると、この新型コンチネンタルGTはかなりハードに攻めており、時折テールをスライドさせる様子も見られます。
ベントレーは今でこそ「高級車」という印象が強いものの、かつては第一回目のル・マン24時間レースに参戦し、そしてル・マン第二回大会では優勝を飾ったこともあるという由緒正しい「元」スポーツカーメーカー(ロールスロイスに吸収されたのち、徐々にスポーツイメージが薄れていった)。
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さらに現代ではパイクスピーク・ヒルクライム・インターナショナルにも(コンチネンタルGTとベンテイガにて)参戦し、ベンテイガでは「SUV最速」記録を打ち立てたこともあるほどで、つまりはモータースポーツに対する情熱を失っていないのだとも考えられます。
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そして今回ニュルブルクリンクを果敢に攻める様子を見るにつけ、「ベントレーはコンチネンタルGTにハードコアモデルを投入するつもりなのでは」と考えたりするものの、そのエキゾーストサウンドは非常におとなしく、時にはタイヤのスキール音にかき消されてしまうほどなので、やはりハードコアモデルの設定はなく、これまでどおり「スピード」が最もスポーティーなグレードとなるのかもしれません。
一方、明確なのはその外観の変更であり、まずはヘッドライト、そしてテールランプが変更されるのは(カモフラージュから見て)間違いないと考えて良さそうです。
ベントレーはデザイナーが交代しているが
ただ、ちょっと気になるのは、ベントレーのデザイナーが直近で交代していること。
2021年にはステファン・シーラフ氏が去り、2023年にはトビアス・スールマン氏がベントレーから抜けていますが、となるとなんらかのデザイン的路線変更がある可能性も出てきます。
参考までに、ベントレーは「バトゥールは次世代ベントレーを示唆するデザインを採用している」と述べているものの、バトゥールももはや前任者の作品だとなれば、ベントレーはこれを撤回し、新しいベントレーについてまた別のデザインを採用することになるのかも。※デザイナーが変わったからといってデザイン言語がすぐに変わるわけではないが、まったく変わらなければ新任デザイナーの存在意義がなくなってしまう
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参照:CarSpyMedia