| 少しづつではあるが、香港は確実に変わりつつある |
ここまで最先端とレトロとが混在する都市も珍しい
さて、香港へと行ってきたのでその様子をざっと紹介してみたいと思います。
今回利用したのはキャセイパシフィック航空ですが、キャセイの航空機に採用されるエンジンは多くの場合で「ロールス・ロイス(もともとは自動車メーカーのロールス・ロイスと同じ会社ではあったものの、現在は分割されており別会社となっている)」。
そしてエコノミークラスの機内食はこう。
だいたいの場合において「ソーセージと卵」もしくは「魚のおかゆ」という選択肢です。※こちらはソーセージ
まだまだ香港の観光客はコロナ前の水準には戻らない
ちなみにですが、一定の条件を満たすと「香港在住の人々と同じ扱い」を受けることができるバーコードを取得でき、これがあると入国や出国の際に長い(外国人用の)列に並ばずに済み、香港在住民用の(空いている)ゲートから出入国できるので非常に便利です。
そしてまだまだ香港を訪れる観光客の数はコロナ前ほどには回復していないと見え、バゲッジクレームでは人もまばら。
今回宿泊するホテルはコンラッド香港
今回泊まるのはコンラッド香港ですが、ここは大型商業施設(パシフィックプレイス)に連結しており、地下鉄(MTR)の駅(アドミラル)と繋がっているために行動しやすく、香港では「定宿」としているホテルです。
この真ん中の建物がコンラッド香港。
ロビーはこんな感じ。
チエックインするとウエルカムドリンクをサービスしてくれ、ロビー階のカフェにてソフトドリンクが1杯無料に。
今回の部屋は53階のピークビュー(山側)。※反対側はオーシャンビュー
部屋はこう。
アメニティとしてコンラッドベアーが用意されており、ときどき仕様が変わります(テディベアのように毛足が長い表皮を持つベアの場合もある)。
ちなみに今回は(いつも置いてある)ラバーダックの姿がバスルームにはなく、コスト削減のために廃止されたのかもしれません(コスト削減といえば、ウェルカムフルーツもなくなり、ベッドのシーツを交換してくれるインターバルも長くなっている)。
パシフィックプレイスはこんなところ
そこでホテルの部屋から階下のパシフィックプレイスに出てみるとこう。
ここは高級ショッピングモールであり、カルティエ、ティファニー、ルイ・ヴィトン、シャネルなど、ありとあらゆるハイブランドが入居しています。
香港には相当数のショッピングモールが存在しますが、この時期はいずれも趣向を凝らしたクリスマス向けの装飾がなされ、11月中旬から翌年1月末くらいの旧正月辺りまでは街なかがクリスマス一色といった感じになり、これ「クリスマスが終わればすぐに飾りを撤去する」日本とはちょっと異なるところです。
昨今は多様性を重んじるがため、(世界的に)キリスト教に由来する「クリスマス」という表現を使いづらくなっていますが、香港では比較的クリスマスという文字や表現を使用することが多いように思われ、そしてそれについては誰も気にしておらず、イスラム圏の人々もこういった飾り付けの前で楽しそうに写真を撮っており、「そういったこと」を気にするのはごく一部の人たちだけなのかもしれませんね。
そして今回やたらと多く見たのがこんな「コラボフィギュア」で、これはシンプソンズとドラゴンボールとのコラボレーション(公式ライセンスを取得しているのかどうかはわからない)。
香港は流行の移り変わりが速く、何かが流行って一時街なかがその流行で溢れたとしても、カ月後には全然別の流行に取って代わられることも少なくはなく、次に来たときにはこうこれらが姿を消しているのかもしれません。
そしてこちらはセントラル地区にある「ランドマーク」内のクリスマスの飾りつけ。
ロレックス、フェンディ、ディオール、セリーヌ、ティファニー、ヴァレンティノといったショップが1Fに入居する、やはり超高級ショッピングモールです。
そうとうに大きな構造物であり、「よくこんなものを作ったな・・・」と驚かされます(ここでは毎年大規模なデコレーションが行われ、おそらくは香港で最大規模である)。
そこからはおなじみスターフェリーに乗ってチムサアチョイ(尖沙咀)へ。
なお、スターフェリーの動力源はこれまで内燃機関(ガソリンもしくはディーゼル)であったものの、電動化の波はここにまで押し寄せており、順次パワートレーンが「ピュアエレクトリック」へと置き換えられています。
そして今回はじめで「電動」スターフェリーに乗ったのですが、実際のところ非常に静かでちょっとびっくり。
香港を訪問してきた際のダイジェスト動画(1)はこちら
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