| ブガッティ・シロン後継モデルのワールドプレミアは3月、実車の一般公開は3-6月に行われると言われているが |
おそらくは何もかもが「比類なき」ハイパーカーとなり、芸術性をより高めることになるものと思われる
さて、ブガッティはシロンシリーズの受注をすべて締め切っており(限定台数である500台に到達)、現在はその後継モデルを鋭意開発中となっていますが、このプロトタイプは昨年末からいくつかの地域において顧客に公開されてきたと報じられます。
ただ、ブガッティの顧客はブランドに対する忠誠心が非常に強く、よって「リーク」が期待できないのが現状ではあるものの、漏れ伝えられるところからいくつかの概要が(おぼろげながら)判明しているわけですね。
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ブガッティ・シロン後継モデルはこんなハイパーカーに
まず、この新型ハイパーカーについて囁かれているのは「伝統的なW16エンジンを捨て、V16エンジンを積む」ということ。
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もちろん現段階で真偽の程は定かではないものの、このエンジンは(アストンマーティン・ヴァルキリーやゴードン・マレー・オートティブT.50に積まれるエンジンなどを開発した)コスワースによって設計されるといい、自然吸気、かつ9,000回転までを許容するというので、おそらくは「エンジン設計とエンジニアリングの頂点」「自動車史に残る名機」となりそうな予感です。
なお、V12としなかったのは「他者と比較されるようであれば、それはブガッティではない」というブガッティ創業者、エットーレ・ブガッティの信念を地で行ったからなのかもしれません。
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そしてこのV16エンジンは単体で1,000馬力を発生し、これに組み合わせられるハイブリッドシステムは800馬力を発生するというので、つまるところシロン後継モデルは合計1,800馬力を発生するということに。
このほかネット上で出回っているウワサとしては、ブガッティのイメージを長らく定義づけてきた馬蹄型グリルの形状が大きく変更されて「横長に」なる、リアはマクラーレンP1のようなスタイル(ほぼ全面グリルに細長いLEDバー)を持つというものも。
一方でインテリアについてはそこまで情報は多くなく、「テクノロジーとクラフツマンシップとを高度に組み合わせた」ものになるとされ、しかしテクノロジー寄りというよりはスイス式高級機械式腕時計のような精密さを感じさせるものになるもよう。
雰囲気(方向性)的にはパガーニに近いものとなるのかもしれませんが、これは「テクノロジーを追求すると、そこから新しいテクノロジーが出た場合に”すぐ旧型になってしまう”」ことを考慮し、時代を超越したタイムレスなデザインそして仕様を追求するという意図なのかもしれません。
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そしてちょっと興味深いのは、ヴェイロンの「450台」、シロンの「500台」という限定生産台数に比較し「300台以下」へと生産が絞られる可能性があるということで、注文できるのはヴェイロンもしくはシロンの所有者のみだと言われており、非常に入手が難しいハイパーカーとなりそうですね。
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参照:The Supercar Blog