マンソリーがポルシェ911ターボを「ライトに」カスタム。内外装フルコンプリートに比較するとまだリーズナブルに仕上がっているのかも

｜　ただし一見しての「カスタム感」は凄まじく、そのあたりの演出もさすがマンソリーである　｜

現在、ポルシェのカスタムは新しいビジネスチャンスだと見られている

さて、メルセデス・ベンツやロールス・ロイスなどのラグジュアリーカーのカスタムを得意とするマンソリーですが、実はフェラーリやランボルギーニなどのスポーツカーも多く手掛けており、今回は911ターボ カブリオレの（セミ）コンプリートカーを公開しています。

なお、今回リリースされた911ターボ カブリオレは、先に公開された900馬力の「P9LM EVO 900（通称ウルトラターボ）」に比較するとライトな内外装を持っていて、ここでその内容を見てみましょう。

「控えめ」と言ってもそこはマンソリーである

いかにライトな外観を持つといえど、マンソリーだけあって大幅に手が加えられており、フロントだと純正バンパーに様々なエアロパーツが付与され、フロントフードはマンソリー独自のカーボン製に。

リアだとウイングの変更、そしてディフューザーとその周辺の変更、そしてエキゾーストシステムのアップデートといったところ（パフォーマンス面でのアップグレードには言及されていない）。

そのほかドアミラー、サイドステップ、ホイールなどがグロスブラックにペイントされ、カーボンファイバー製パーツとのマッチングを高めているようですね。

一方でウルトラターボのように「オーバーフェンダー」は装着されておらず、外装に限ってはもとに戻せる仕様を持っているのかもしれません。

この911ターボのインテリアもまた「紛れもないマンソリー」である

そしてこのポルシェ911ターボのインテリアもまたマンソリーの文法に則ったもので、「ほぼ全て」に手が入っています。

ただ、フロアカーペット、シートベルト、ステアルングホイールのスイッチ、（スポーツクロノ含む）ダッシュボードの一部などは「純正のまま」であるように見受けられ（ドアインナーパネルやシートバックのグレーも純正なのかもしれない）、エクステリア同様、マンソリーによってカスタムされる部分が（フルコンプリートカーに比較して）やや狭められています。

全体的に見て、「フルコンプリートほどコストをかけていない」バージョンだと捉えることができ、マンソリーであっても意外とお手軽に（といっても相当な金額が要求されることは間違いない）カスタムできるということを示す一例なのかもしれませんね。※マンソリーはフェラーリ、ランボルギーニ、マセラティのチューンにおいて「ソフトキット」を展開しているが、今回の個体はそのポルシェ版ということなのだと思われる

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参照：Mansory（Facebook）