人生初「フェラーリの車検」が完了。フェラーリは新車登録から7年間は消耗品の交換が基本的に無料、よってポルトフィーノ車検の総額はわずか134,150円に収まる

｜　正直、この金額は国産車なみの費用であり、今までにボクが車検を通したどのクルマよりも安上がりである　｜

実際、車検が仕上がるまではどれくらいのコストがかかるかドキドキものであったが

さて、フェラーリ・ポルトフィーノの車検が終了。

ちなみにこのポルトフィーノを購入する際にはここまで長く（といっても1年ですが）乗るとは想像しておらず、というのも購入して半年くらい経過した頃には注文を入れていた296GTBが納車されており、よって車検を受けることなくポルトフィーノを売却することになるであろうと考えていたため。

ただし現在に至るまで296GTBの生産ステータスが変わっておらず（生産されず）納車時期が全く不明であり、よってポルトフィーノの車検を通すことにしたわけですね。

フェラーリ・ポルトフィーノの車検はオートカヴァリーノさんにて

今回ポルトフィーノの車検をお願いしたのは、このポルトフィーノを中古にて購入したオートカヴァリーノさん。

ちなみにですが、フェラーリには「7年間基本メンテンス無料」という大変ありがたいサービスが付帯されており、これは中古車として購入しても権利を継承することが可能です。

よってフェラーリの維持費はスーパーカーという性質を考慮すると「非常に安く」あがることでも知られており、実際に今回の車検にかかった費用は法定費用も含めて134,150円に収まっています。※ぼくのポルトフィーノの初年度登録は2019年なので2回目の車検である

なお、普通に考えるとこういった「無償サービス」を付帯することはメーカー側にとっても利益にならないんじゃないかとも考えられますが、このサービスがあるためにフェラーリオーナーはちゃんと自分のフェラーリを点検に持ってゆくこととなり、それによってディーラー並びにフェラーリは各車両の状態を把握し、かつ最適な状態に保つことができるわけですね。

その結果としてフェラーリは「中古市場に出回る車両のコンディションを良好な状態に維持することが可能となり」中古相場を（高いレベルに）維持したりブランドバリューを維持することができるようになります。

ちなみにですが、一部スーパーカーメーカーは入庫の都度「ユーザーごとの走行距離」をチェックしており、そのオーナーが「クルマを持っているだけ」ではなく「ちゃんと走行しているかどうか」を確認し、より走っているオーナーへと優先して限定モデルを回すこともあるもよう（もちろん他の要素もあわせて判断がなされるが、メーカー側としてはオーナーに”より多くの場所へ”スーパーカーに乗って出かけて欲しいと考えている）。

そこで今回の車検にかかった費用詳細は以下の通り。

このほか明細によると「舵取り装置・制動装置・走行装置「緩衝装置・動力伝達装置」「電気装置・原動機」の点検、「DEIS SDX診断・基本調整」が実施され、さらにはオイル交換（銘柄はシェル HELIX ULTRA RACING 5W40）とエアフィルター交換が行われています。

なお、ブレーキパッドの残量はフロント10ミリ / リア9.5ミリ、タイヤ残量はフロント5.9ミリ、リア6.1ミリ。

もちろん点検の結果なんら問題はなく、これでまた快適にポルトフィーノに乗ることができ、オートカヴァリーノさんにはお礼申し上げます。

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