Image:TAG HEUER
| 「新作」 カレラ エクストリーム スポーツは立体的なケースに精緻なオープンワークダイヤル、より情熱的な仕上がりを持っている |
近年のタグ・ホイヤーは「モータースポーツ」への傾倒を強く感じさせる
さて、タグ・ホイヤーが「 カレラ エクストリーム スポーツ」を8年ぶりにリニューアル。
ダイヤルにはオープンワークを採用していますが、これは以前に(ウブロCEOであった)ジャン-クロード・ビバー氏がタグ・ホイヤーに移ってきた際に取り入れたデザインであり、このデザインはそれまでのタグ・ホイヤーのイメージを大きく変革し新たな客層を獲得したことでも知られます。
その後タグ・ホイヤーのCEOが変わった後もオープンワークが継続され、その一方で「クラシカルな」傾向を強めたラインアップが多数登場していますが、この「革新的で現代的な」オープンワークが存在するからこそ、「レトロな」ラインアップが引き立つのだとも思われ、タグ・ホイヤーの品揃えに「厚み」が持たされているわけですね。
タグ・ホイヤー カレラ エクストリーム スポーツはこんな腕時計
そこでこの新作「 カレラ エクストリーム スポーツ」を見てみたいと思いますが、ケース素材は大きく分けて「チタン」「ゴールド」、そしてムーブメントには「(通常の機械式)クロノグラフ」「トゥールビヨン クロノグラフ」の2つ。
もっともベーシックなのは「44ミリのチタンケース」を持つCBU2082.FT6275で、その価格は1,144,000円。
ストラップはラバーで・・・。
バックルはプッシュオープン式。
ムーブメントはパワーリザーブ80時間を誇るTH20-00。
こちらは「色違い」のCBU2081.FT6274(1,144,000円)。
やはりサイドが「彫り込まれた」グレード2のチタンケースを持ち、ベゼルはサンドブラスト仕上げのセラミック。
ダイヤルはロジウムプレート、そしてストラップやリュウズ、針やカレンダーとマッチしたアクセントカラーを持っており、全体的に統一感のある仕上がりですね。
こちらはモノトーン仕上げの「CBU2080.FT6272(1,171,500円)」で、チタンケースなどにDLC加工が施されるため「ちょっと高い」価格設定がなされています。
なお、ブラックの腕時計、オープンワークを持つ腕時計は「単体で」見るとかなりクールでカッコいいのですが、実際に腕に巻いてみると「似合わないこと」があるので要注意。
こちらは「ゴールド+チタン」仕様のCBU2050.FT6273(1,716,000円)。
ブラックによってゴールドが引き立てられ、インパクトのある仕様となっていますね。
タグ・ホイヤー カレラトゥールビヨン クロノグラフ エクストリームスポーツはこんな腕時計
そしてこちらはカレラ エクストリームスポーツの”トゥールビヨン”版、CBU5080.FT6272(3,646,500円)。
参考までに、トゥールビヨンの価格を一気に引き下げたのもタグ・ホイヤーの功績のひとつです。
スケルトンダイヤルはNAC仕上げ、見るからにラグジュアリー。
ベゼルには「セラミック」ではなく鍛造カーボンファイバーを組み合わせます。
ムーブメントにはTH20-09が使用されています。
こちらはゴールド&チタンのCBU5050.FT6273(4,576,000円)。
針やインデックス、ベゼルがゴールドとなりゴージャスな雰囲気ですね。
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ エクストリームスポーツのプロモーション動画はこちら
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