>BMW(ビー・エム・ダブリュー)

BMWが「電動版M3」のサウンドを公開。直6っぽくもあり、ターボそしてジェットエンジンを連想させる”魂をゆさぶる”サウンドに

BMWが「電動版M3」のサウンドを公開。直6っぽくもあり、ターボそしてジェットエンジンを連想させる”魂をゆさぶる”サウンドに

| おそらくかなりの議論があったはずだと思われるが、結果的にBMWは「フェイクサウンド」を選んだようだ |

実際のところ、ガソリン世代のMモデルにも「フェイクサウンド」が搭載されている

さて、BMWは先般より「電動版M3」のティーザーキャンペーンを開始していますが、今回はその「サウンド」を初めて確認できる動画をリリースすることに。

現在、一部でその速度がゆるくなったと言えども「電動化」は自動車業界全般において避けることができない流れであり、もちろんBMWはそれを強く感じている自動車メーカーの一つであると思われます。

BMWが新型 ”電動” M3のプロトタイプを公開。アメリカンマッスルもびっくりの大きく張り出したフェンダーを持ち、「すべてを超える」存在に
BMWが新型 ”電動” M3のプロトタイプを公開。アメリカンマッスルもびっくりの大きく張り出したフェンダーを持ち、「すべてを超える」存在に

Image:BMW | BMWは電動化に関する歴史が長く、ガソリン時代のファンを楽しませる方法を心得ていると考えて良いだろう | これを機に「電動スポーツカー」の地位向上なるか さて、今週初めにBMW ...

続きを見る

BMW「M」もまた電動化から逃れることはできない

そして電動化の波はコンパクトカー、SUV、トラック、セダン、さらにはスポーツカーにまで及び、よって「M」のようなハイパフォーマンス部門においても身近に迫る問題なのかもしれません。

そのためにBMWは「クワッドモーター、1,000馬力オーバー」というスーパーEVのテストを繰り返しているのだと思われますが、この作業の過程では、単に「速いだけ」のEVを作るだけではなく、”MモデルのDNA”を引き継ぎながら、電動Mカーのパワーデリバリーや四輪トルク配分、そして重量のバランスに至るまで、徹底的に作り込む必要があるわけですね。

そしてパフォーマンス以外にも重要な要素があり、それが「サウンド」。

今回BMWが公開した、最新の「M Electrified」動画では、電動M3のサウンドを初めて確認することができますが、動画を見る(聞く)かぎり、これはドライバーの感情を刺激し、真のMモデルとしてのアイデンティティを確立するためのカギとなるのかもしれません。

動画(7分30秒くらい)で確認できる「疑似サウンド」は、EV特有のエレクトリックモーター音というより「ガソリンエンジン」を連想させるような音響でもあり、ターボスプール音や直列6気筒エンジンのような響き、さらにはジェットタービンのような音も混じって聞こえ、「独特な、しかし感情を刺激する」サウンドであるようにも。※ヒョンデ アイオニック5Nを連想させるが、それだけアイオニック5 NがBMWに影響を与えたということなのだろう

ただし注意を要するのは「この映像はあくまでもティーザーであり、録音には高性能マイクが使われ、BMWの厳格な監修を経たもの」ということで、しかしBMWがサウンドに本気で取り組んでいる事実には間違いなく、単に速いEVではなく、Mモデルならではの感覚を再現しようとしていることが理解できます。

電動版BMW M3のサウンドを聞くことができる動画はこちら

合わせて読みたい、BMW関連投稿

BMW
次期BMW M3は2027年にまず「ピュアエレクトリック」、そして2028年に「マイルドハイブリッド」として発売されるようだ。後者では600馬力を超える可能性が報じられる

| 現在、BMWでは様々な可能性を検討している最中だとは思われるが | それでもやはりBMWは「エレクトリック」にかけている さて、新型M5を発表した直後に「その重量の重さ」によって批判を浴び続けてい ...

続きを見る

進化し続ける特別な称号「CS」が与えられたM3ワゴン、新型BMW M3 CSツーリングが正式発表。パフォーマンスはM5ツーリング同等、しかし625kgも軽量に
進化し続ける特別な称号「CS」が与えられたM3ワゴン、新型BMW M3 CSツーリングが正式発表。パフォーマンスはM5ツーリング同等、しかし625kgも軽量に

| 価格はM5ツーリングよりも高価ではあるが、その価値は十分にあるだろう | 幸いなことに日本は「販売対象国」に入っている さて、BMWが先日ティーザー画像をドロップしたばかりの「M3 CSツーリング ...

続きを見る

BMW
新型BMW M4は「ピュアエレクトリックのみ、そのデザインは現行M4とは大きく異なる」。EVならではの高出力を獲得し、「M3のクーペ版」から大きくポジションを向上させる?

| ただし新型M4の登場は2027年あるいは2028年と見られ、まだまだ「先」のはなしである | それまでには様々な事情が「変わる」ことになるのかも さて、二転三転する「次期BMW M3とM4」の情報 ...

続きを見る

参照:BMW M(Youtube)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->BMW(ビー・エム・ダブリュー)
-, , , , , ,