
| 採用されるプラットフォームは新型ダッジ・チャージャー同様の「STLA ラージ」 |
そしておそらくは3リッター直6「ハリケーン」が搭載されることとなるであろう
さて、先日マセラティは「電動モデル(フォルゴーレ)が売れないので、その計画を修正しガソリンエンジン搭載モデル中心のラインアップに切り替える」と発表したところですが、今回は同じくステランティスに属するアルファロメオが「電動化計画を大きく方向転換する」と発表することに。
具体的には「完全電動モデル(BEV)のみ」とされていた次期ステルヴィオ、そしてジュリアにつき、BEVが計画通りに投入されるものの、それに加えて(もともとの計画にはなかった)ガソリンエンジンを用いたハイブリッドモデルも追加されるという内容です。
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アルファロメオ ステルヴィオ / ジュリアは間もなくフルモデルチェンジを迎えるが
これら次世代アルファロメオ・ジュリアそしてステルヴィオは間もなくフルモデルチェンジを迎えると言われており、まずは計画通り「電動バージョン」が登場し、その後に「ハイブリッド版」が登場するもよう。
そして今回、アルファロメオはステルヴィオ / ジュリアのプラットフォームにつき、ダッジ・チャージャー・デイトナをはじめとするステランティスの複数モデルに採用される「STLA ラージ プラットフォーム」が用いられることについて言及しています。
そしてこれらを発表したのはアルファロメオの新しいCEO、サント・フィチリ氏で、ステルヴィオは今年後半、そしてジュリアはその後(おそらくは2026年)に発表される予定が明かされることに。
ただし現時点でわかっていないのは「ハイブリッドバージョンのパワートレイン」で、しかし現在搭載されている(フェラーリのV8を2気筒削って6気筒化した)2.9リッターV6エンジンはハイブリッドと組み合わせた例がなく、これをわざわざハイブリッドする可能性は低そうです(さらにはSLTA ラージプラットフォームに搭載できるかは不明である)。
一方、ステランティスは(同じSTLA ラージ プラットフォームを採用する)新型ダッジ・チャージャーに3リッター直6”ハリケーン(540馬力)”を搭載しており、これにハイブリッドシステムを組み合わせる可能性が考えられますが、現時点ではまだ「ナントモ」といったところですね。
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参照:CARBUZZ