
| 近年のスーパーカーはハイブリッドパワートレーンを得て別次元へと進化 |
さらには今後、格段の進化を遂げる可能性も
ランボルギーニ・レヴエルトは1,000馬力を超えるハイブリッドパワートレーンを搭載しており、そこで比較されるのが「フェラーリSF90」。
同じミドシップスーパーカー、そしてプラグインハイブリッド、さらには前輪をエレクトリックモーターで駆動する4WD、トランスミッションには後輪をアシストするエレクトリックモーターを仕込むなど多くの点において両者は共通性を持っています(ただしパワートレーンについては方や6.5リッターV12自然吸気、方や4リッターV8ツインターボ)。
今回はランボルギーニ・レヴエルトがゼロヨンにて勝利を収める
過去には何度かランボルギーニ・レヴエルトとフェラーリSF90ストラダーレとの加速対決動画が公開されており、そこではフェラーリ SF90ストラダーレが勝利を収めていますが(carwowの計測だとフェラーリ SF90ストラダーレが9.6秒、ランボルギーニ・レヴエルトが9.9秒)、今回はドラッグレース系ユーチューバーがドラッグレース専用ストリップにてレブエルトのゼロヨンタイムを計測することに。
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ランボルギーニ・レヴエルト初のドラッグレース動画が登場。その相手はフェラーリ SF90ストラダーレとポルシェ 918スパイダーという「HV+4WD」スーパースポーツ
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結果としては「9.4秒」を記録し、以前に同氏が計測したフェラーリ SF90ストラダーレの9.5秒を凌駕する結果となっていて、つまりは「はじめてフェラーリSF90ストラダーレを破るタイムが計測された」わけですね。
なお、今回の結果に関してこれまでのレースと相違があるのは「ゼロヨン専用コースなので、アスファルト上にラバーが乗っている」「今回の計測では(おそらく)ロールアウトが使用されている」ということ。
ロールアウトとは、アメリカのドラッグレースのタイム計測において一般的に採用されるもので、光電管式計測器の使用が前提となっています。
まずスタート地点において、光電管式計測器の「光を出す側」と「受光部」がコースと90度、つまり左右に設置されており、タイムを計測するクルマはコースに入って「光」をタイヤで遮るよう停止。
この時点では受光部が光を受信できない状態となっていますが、スタートしてタイヤが転がり出すと受光部が(タイヤで遮られていた)光を検知してタイムの計測を開始しはじめ、そしてゴールにて再び光電管式計測器の光を遮ったところで「計測終了」となるわけですね。
よって、ロールアウトは「実際には車体がちょっとだけ(約30センチ)動いた時点で計測が始まる」ことになり、つまりゼロスタートからの計測ではないということが重要です。
そしておそらく、今回はこの「コース」「ラバー」がレヴエルトの1,772kgという重量を帳消しにした可能性が高く(SF90ストラダーレは1,570kg)、今回の結果に結びついたのかもしれません。※参考までに、0−60マイル(0-96km/h)加速は2.0秒を記録しており、こちらもロールアウト込みだとは思われるものの、「とんでもない」数字である
もうひとつ参考までに、動画では2台のレヴエルトが登場し、1台は「完全にノーマル」、しかしもう一台はエキゾーストシステムを交換しており、こちらは「ノーマル」よりも速いタイムを記録しています。
ランボルギーニ・レヴエルトがゼロヨンで9.4秒を記録する動画はこちら
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参照:DragTimes(Youtube)