
Image:Gunther Werks
| 「屋根を捨て、妥協は捨てず」 |
このクルマは、姿だけでなく本物のスポーツ性能を兼ね備えている
さて、993世代のポルシェ911のレストモッドで知られる米西海岸拠点のチューニングファクトリー、ガンサーワークス。
今回は公式Facebookページにて、25台のみが限定にて製造される「スピードスター・リマスタード」最新作が公開されています。
なお、ワンオフを除くと993世代ではポルシェ公式として「スピードスター」が存在せず、このプロジェクトは世界的に注目を集めることとなっているようですね。
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デザインと構造:オープンでもクーペ並みの剛性
このザ・トップレス・コミッション(The Topless Commission)は、スピードスターの本質を再定義した1台で、納車先が香港ということもあって「右ハンドル仕様」。
そしてボディカラーには、オーナーの名だと思われる「チョイ(Choi)」レッドが採用されており、これは発色の良いメタリックレッドだと紹介され、そのほか車体は以下のような仕様・特徴を持っています。
- 一体型ロールフープとリアブレース構造により、クーペに匹敵するシャシー剛性を確保
- カーボンアクセント、サテンガンメタリックのセンターロックホイール(超ディープ)、シャドウ仕上げのドアミラーなど、彫刻のようなシルエットを強調
シャシー&パフォーマンス:
- JRZ製アダプティブ・サスペンションの採用であらゆるシーンに対応
- ブレンボ製GT-Rブレーキシステムによる強力な制動力
インテリア:静かなる主張
キャビンには以下のような上質で個性的な素材が惜しみなく使用され、静かで上品なトーンながら、ドライビングへの意志を感じさせるラグジュアリーかつピュアな空間に仕上げられています。
- ナッパレザー
- アルカンターラ
- ゾランティーニ(Zorantini)素材
- カーボンファイバー
まとめ:ガンサーワークス ザ・トップレス・コミッション
ザ・トップレス・コミッションは、ただの「ルーフレス」ではなく、「意志あるオープン」。
その美しさ、剛性、そして走りのすべてがバランスよく融合された、真に現代的なスピードスターの再解釈であり、限定25台という希少性を含め、コレクターや審美眼のあるドライバーにとっては見逃せない存在だと言えそうですね。
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参照:Gunther Werks(Facebook)