【これいいな】トヨタ・ランドクルーザーが商用バンに変身。最大積載量2,000L＆3.5トン牽引可能、後席なしのシンプル仕様として英市場で限定販売

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｜　新型ランドクルーザー、“見た目はSUV、中身はバン”の商用仕様が登場　｜

早くも「トヨタは天才では」との評価が高まる

トヨタが「新型ランドクルーザーの商用車（LCV：Light Commercial Vehicle）仕様を英国市場向けに発売する」と発表。

このモデルは、外観こそSUVそのものですが、後部座席を取り外して最大2,000リッターの荷室を確保した完全なバン仕様。

驚くべきことに、オフロード性能や牽引能力はそのまま維持されています。

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新型ランドクルーザー、“見た目はSUV、中身はバン”の商用仕様が登場

この商用ランドクルーザーは、イギリス・ダービーシャーのバーナストン工場で公式に改装されたモデルで、つまり日本では「通常のランドクルーザー250」として製造され、しかし英国へと輸入した後に「商用バンへと」改装されて販売されるということに。

ピックアップのような荷台は不要でも、過酷な路面に対応できる走破性能を必要とするプロフェッショナルユーザー（建設業者、山岳地帯の作業者など）をターゲットとしているそうですが、ジムニー同様に「商用車は排ガス規制の対象から除外（緩和）される」という事実を活用した一つの事例なのかもしれません（通常の乗用車版ランドクルーザーよりも、この商用版ランドクルーザーのほうが多く売れるようになると、トヨタとしてはトータルでのCO2規制対象車種の販売を抑えることができる可能性がある）。

しかしこれもジムニー同様、「シンプルなのにかえって（改装の）手間がかかってしまう」ため、安価な車になるというわけではないようですね。

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英国トヨタが工場で公式改装、用途はプロフェッショナル向け

主な仕様は以下のとおりで、しかし「もともと商用車として設計・製造されるわけではなく」、乗用車を改装したということもあるため”商用車とは思えない”快適性・装備の充実ぶりも注目ポイントです。

商用車らしい機能性と、高級装備の融合

• 荷室容積：2,000L（旧型よりやや減少）
• 荷室長：1,685mm
• 牽引能力：3.5トン
• 装備：
  • 18インチアルミホイール
  • 電動調整式シート＆ステアリングヒーター
  • パワーテールゲート（独立開閉可能なリアウインドウ付き）
  • デュアルゾーンエアコン、9インチインフォテイメント
  • Toyota Safety Sense（先進運転支援）

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パワートレインは2.8Lターボディーゼル＋48Vマイルドハイブリッドに進化

ランドクルーザーの欧州／英国仕様では、2025年末までにマイルドハイブリッド・ディーゼルへの全面移行が行われ、よって新型「商用」ランドクルーザーのパワートレインもそれに準じています。

• 2.8L直列4気筒ディーゼルターボ（204PS / 500Nm）
• 48V電動モーター（＋16PS / 65Nm）
• リチウムイオン電池（4.3Ah）
• CO2排出量削減、静粛性や始動性の向上が特徴

このマイルドハイブリッド構成は、オーストラリア仕様のランドクルーザープラドやハイラックスにも採用実績あり。

耐久性も高く、700mmの渡河性能を含むオフロード性能が損なわれていないことが知られています（もしかすると日本仕様にも導入されるかもしれない）。

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「商用」ランドクルーザーの発売・価格・展望

現時点では「乗用車として製造したものを、現地で商用車に改装している」という流れではあるものの、このモデルについては商用のみではなく、「シンプルなランクルがほしい」「その上で自分が求めるオーバーランダー仕様に改造したい」という個人の需要を満たす可能性があり、もしもそのニーズが高まれば、「もともとシンプルな仕様として製造し」より安価に販売することも期待できます。

• 発売時期（英国）：2025年8月
• 初回納車：同年9月予定
• 価格：£52,729（約1,050万円）
• 販売地域：イギリス専売の可能性が高いが、左ハンドル仕様への改装も容易とのことで、今後別地域への拡販の可能性も指摘されている

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