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【要注意】知らないと高額修理?ガソリン車とディーゼル車の誤給油、その結末と正しい対処法

ランドクルーザー250

| ボクもディーゼル車を購入したことで「他人事ではなくなった」 |

この記事の要約

  • ガソリン車に軽油、ディーゼル車にガソリンはどちらも重大トラブルの原因
  • 特にディーゼル車へのガソリン誤給油は深刻
  • エンジンをかけたかどうかで被害額が大きく変わる
  • 正しい対処を知っていれば、被害を最小限に抑えられる

「誤給油」の可能性は誰にとってもゼロではない

よく「軽自動車に軽油(ディーゼル油)を給油するトラブルがあとを絶たない」と報じられていますが、いままでぼくはこういったニュースを他人事のように見ていて、しかしディーゼル車を購入したいま、ぼくにとって「誤給油」は現実的に起こりうる自分ごとへと変化しています。

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実際のところ、以下のような状況において 「うっかり燃料を間違えた」という誤給油トラブルは決して珍しくないといい、そのためぼくもランドクルーザー250へと吸収する際にはいつも気をつけているものの、それでも「うっかり」が起きないとも言えません。

  • 代車やレンタカー
  • 家族のクルマ
  • 初めて乗るディーゼル車

そして誤給油は「うっかり」の割にその代償が非常に大きく、気付かずに走行すると数十万円〜百万円単位の修理につながることもあるという「重大インシデント」でもあるわけですね。

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とくに「ディーゼル車へのガソリン誤給油」は要注意

近年はSUVや輸入車を中心にディーゼル車が再評価されており、ガソリン車との併用ユーザーも増えています。

その一方で、

  • 給油ノズルの色を見間違える
  • 「ディーゼル=燃費がいい」程度の認識(根本的にガソリンエンジンと構造が異なることを理解していない)

といった理由による誤給油トラブルも増加傾向にあるといい、これが「ときに甚大な被害をもたらす」可能性も。

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ディーゼル車にガソリンを入れたらどうなる?

■ 結論:こちらは特に危険(最悪エンジン破損)

ディーゼル車は軽油の潤滑性を前提に設計されており、よってそこにガソリンを入れると・・・。

  • 燃料ポンプの潤滑不足
  • 高圧燃料噴射装置の破損
  • エンジン焼き付き

が起こる可能性があります。

■ 走行した場合のリスク

  • 数分の走行で高額修理
  • インジェクター全交換
  • 修理費50万〜100万円超のケースも

つまるところディーゼル車へのガソリン誤給油は「致命的」というわけですね。

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ガソリン車に軽油を入れたらどうなる?

■ 結論:少量なら走ることもあるが、正常ではない

一方、ガソリン車に軽油を入れると以下の症状が起きやすくなり・・・。

  • エンジンがかかりにくい
  • 加速が鈍くなる
  • エンジン振動・異音
  • 黒煙が出る

軽油はガソリンより燃えにくいため、正常燃焼ができず、

■ ダメージの可能性

  • スパークプラグの汚損
  • 触媒コンバーターの劣化
  • エンジン内部のカーボン蓄積

よってたとえ短距離であっても走行はNG。

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誤給油してしまった場合の正しい対処法

■ エンジンを「かけていない」場合

  1. 絶対にエンジンをかけない
  2. スタンドスタッフ or ロードサービスに連絡
  3. 燃料タンクの抜き取り・洗浄

この段階なら数万円程度で済むことが多いとされ、自分でなんとかしようとせずにプロに相談することが「もっとも安価な対策」ということに。

■ すでにエンジンをかけてしまった場合

  • すぐに安全な場所に停車
  • エンジン停止
  • ロードサービスを要請

無理に走行を続けると、被害が拡大することになるため、できるだけ早くエンジンを停止させることを優先すべき。

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誤給油を防ぐためのポイント

  • 給油前に車検証 or 給油口表示を確認
  • レンタカー・代車は特に注意
  • 「ディーゼル」「軽油」の文字を指差し確認
  • 慌てている時ほど一呼吸おく

「大丈夫だろう」が一番危険であり、なにかに気を取られたり、考え事をしながらの給油も「危険」だと認識しておく必要があります。

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結論

誤給油は誰にでも起こり得るミスですが、その後の対応で結果は大きく変わります。

  • 気付いたらエンジンをかけない
  • 走らない
  • すぐプロに相談

この3点を守るだけで、高額修理を回避できる可能性が高まることになり、「起きてしまったこと」は変えられないものの、「これから起こること」は自分次第で変えることが可能です。

よって、万が一の時に備え、上に記載の内容を頭の片隅に置いておくと「もしもの場合」に余裕を持って対処できるかもしれません。

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