
Image:Cartier
| そのインスピレーションは「航空機から」、しかし文字盤は「スポーツカーのメーター」をイメージ |
カルティエはここ数年、「もっとも価値を挙げた腕時計ブランド」として認知されている
さて、カルティエが「ウォッチズ・アンド・ワンダーズ ジュネーブ 2026」にて新型ロードスターを発表。
カルティエには「パシャ」「サントス」「パンテール」などの人気ラインがありますが、カルティエはこれらを販売終了としたり、しかしそのしばらく後に復刻したり、という展開を繰り返しています。
最近だとパシャが「復活」、しかしラインアップが縮小されているのでまた「販売終了」となるのかもしれず、しかししばらく後にまた蘇るのかもしれません。
「ロードスター」の復活は24年ぶり
そして今回は「ロードスター」の復活となったのですが、このロードスターの初出は2002年で、しかしその後に販売終了となり(明確に終了時期はアナウンスされていない)、しかし2026年のいま「復活」ということに。
そしてカルティエの面白いところは「ほぼ以前のデザインのまま」復活することで、これはパシャやパンテールも同様です(サントスはやや現代風のアレンジが加えられているが、サントス-デュモンとして昔のデザインを持つラインアップも残される)。
「新」カルティエ ロードスターはこんな感じ
そこで新しいロードスターを見てみると、このモデルは「ロードスター」と名がつくものの、実際には航空機の機体に着想を得たデザインを持っており、しかし文字盤はスポーツカーのメーターをイメージしたもの(カルティエは「ドライブ」など、自動車をイメージした腕時計を過去にも展開している)。

Image:Cartier
デザインとしては前モデルから大きな変化はなく、しかしざっと見た範囲では以下の通り。
- ケースのラグにあった「4本のビス」がベゼル上に移動
- それにあわせてベゼルがより主張感を強める
- リューズの付け根のデザインが「ケースと一体化」したラインに
一方でロードスターの特徴でもあった「尖ったリューズ(これはジェットエンジンをイメージしたのかも)」「そのリューズのプレゼンスを強調する他価値で連続性を持たせられた風防(と日付確認用拡大レンズ)」といった部分は「そのまま継続」。
なお、ここ最近のカルティエは「タンク」といい、腕時計全体を「一つのブレスレット」として、つまり統一感をもたせたデザインを好む傾向があり、そしてこのロードスター「新作」も同様の流れを汲んでいる、ということになりそうです。

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文字盤も「クラシカルでエレガント」なデザインを継承していて、「レイルウェイ(鉄道の線路のような円形の模様)にローマンインデックスが採用され、しかしインデックスとレイルウェイの再現方法が大きく変わり、「アップリケ」の採用もあって「ぐっと立体的に」。※より表現手法にこだわり、完成までには434もの工程を経ている。「芸術性」の向上も最近のカルティエの特徴の一つでもある
カルティエ ロードスター「新作」ではラインアップに変化
なお、新作ロードスターでは前作と比較してラインアップに変化が生じており、ケースサイズは「MMとLM」つまりレディースはナシ。
今回発表されたのは3針モデルのみでクロノグラフもラインアップされず、しかしこれは「スポーツウォッチ(とくに自動車イメージ)」という性質上、そしてサントスの例を見ても後にクロノグラフが追加されることは間違いないであろうと考えています。

ケース素材はステンレススティール、イエローゴールド×ステンレススティール、イエローゴールドの3種類で、ブレスレットはワンタッチ(クイックスイッチ)にて付属の別バージョンへと交換可能(かまぼこ状の凹凸を持つラバーブレスを装着した画像も公開されているが、モデルによって付属するストラップが異なる)。※ネイビー文字盤もあるようで、今後価格とともに詳細が公表されるものと思われる

カルティエ新作腕時計「ロードスター」を紹介する動画はこちら
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