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ランボルギーニがペブルビーチにて「ミウラ60周年記念」を祝う。しかしここで発表される予定の「レヴエルト ミウラオマージュ」が事前にリークされることに

ランボルギーニ・ミウラのフロントフェンダーとホイール
Life in the FAST LANE.

| 見たところ「アヴェンタドール ミウラ オマージュ」と同様の仕上がりに |

現時点ではスペックや価格、限定台数についての正式なアナウンスはなされていない

世界有数のカーイベント、「モントレー・カー・ウィーク」にてミウラの誕生60周年を盛大に祝う準備を進めているランボルギーニ。

40台以上の歴史的なミウラが集結するビッグイベントを前にして、ファンが最も注目していた「レヴエルト60周年記念スペシャルエディション」の姿やロゴがリークされることに。※画像はこちら(TheSupercarBlog)

かつてのカウンタック復刻のような衝撃を期待していたファンにとっては賛否が分かれる内容となった今回の限定車ではありますが、ここでは漏洩した特別仕様車の詳細、そして現在のランボルギーニが「レトロデザインの再来」を拒む理由、さらにはコレクターズ市場における価値までを考えてみたいと思います。

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【この記事の要点(30秒でわかるポイント)】

  • ミウラ誕生60周年の記念モデル:世界最古のスーパーカーと称される「ミウラ」の60周年を記念し、モントレー・カー・ウィークで特別限定車が登場予定。
  • リークされた正体は「レヴエルト」ベース:2021年の「クンタッチ LPI 800-4」のようなボディの完全復刻ではなく、フラッグシップV12ハイブリッド「レヴエルト」をベースにした99台限定のカラー&ステッカーパッケージ。
  • デザインの特徴:ブラックのボディにゴールドのサイドスカート、フロントバンパー、ホイールを組み合わせ、「Miura 60」専用バッジを装着。
  • なぜレトロ復刻をやめたのか?:ステファン・ヴィンケルマンCEOの方針により、「過去の模倣ではなく、未来の新たなアイコンを創造する」戦略へと舵を切ったため。

リークされた「ミウラ60周年記念モデル」の仕様

今回、ロシアのランボルギーニ・クラブの投稿(現在は削除済み、しかしいくつかに転載されている)を通じてリークされた画像によると、ミウラ60周年を記念する限定車は、2021年に登場した「カウンタック LPI 800-4」のようなフルレストアリング(外観の完全リデザイン)モデルではなく、ベースとなるのは最高出力1,001馬力を誇るランボルギーニの現行V12プラグインハイブリッド(PHEV)フラッグシップ、「レヴエルト(Revuelto)」。

  • カラーリング:漆黒のブラックボディをベースに、ゴールドのサイドスカート、ゴールドのフロントバンパー、ゴールド塗装のホイールを装着。
  • 専用ディテール:車体各部に「Miura 60」のグラフィックや特別エンブレムを配置。
  • 限定台数:世界限定 99台(即完売が予想される。

かつてアヴェンタドールをベースに製作された「アヴェンタドール ミウラ オマージュ(Miura Homage)」と同様の手法を採用し、伝統のロッソ/ゴールドやブラック/ゴールド、あるいはブルー/シルバーといったミウラ特有のツートンカラーの配色美を現代のレヴエルトに落とし込んだ仕様となっていて、しかし現時点ではカラーバリエーションについてはナゾのまま。

ランボルギーニ レヴエルト「ミウラ60周年モデル」スペック表

ベースとなるレヴエルトの基本スペックはそのまま維持されると見られており、つまりはランボルギーニ伝統の自然吸気V12エンジンと最先端電動化技術の融合による圧倒的なパフォーマンスを誇ることになりますね。

項目スペック・詳細
ベース車両ランボルギーニ レヴエルト(Revuelto)
パワートレイン6.5L V12自然吸気エンジン + 前2基・後1基の3モーター(PHEV)
システム最高出力1,015馬力
トランスミッション8速デュアルクラッチ(DCT)
駆動方式四輪駆動(e-4WD)
0-100km/h 加速2.5秒
最高速度350 km/h 以上
限定生産台数世界限定 99台

なぜ「現在の」ランボルギーニは「カウンタック」のような復刻を行わないのか?

多くのファンが「ミウラの現代版リモデル」を期待していた中で、なぜ今回はカラーリングの変更にとどまったのか。

そこにはブランドの明確な未来戦略が存在し・・・。

ステファン・ヴィンケルマンCEOが語るデザイン哲学

2021年にカウンタック LPI 800-4を発表した際、ステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOは次のように語り、過去のノスタルジーに頼り続ける姿勢を否定しているのですが、ここにはちょっとややこしい「裏事情」があり、というのもカウンタックLPI 800-4を企画したのはその前のCEO、ステファノ・ドメニカリ氏であって、つまりステファン・ヴィンケルマン氏ではなかったから。

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「私は過去の車をやり直すこと(復刻)には賛成していません。2006年のミウラ・コンセプトは素晴らしいと思いますが、私たちは常に『未来』に焦点を当てる必要があります。振り返ったときに『昔の車をコピーしただけではなく、新しいアイコンを創造した人間だった』と言えるようにしたいのです。」

つまり同氏が率いる現在のランボルギーニにとっては「未来のアイコンを作る」ことこそが最優先事項であり、単なるレトロデザインの切り売りはブランドの先鋭性を損なうという判断があるというわけですね(ただ、またCEOが変わればレトロ路線の採用や復刻もありうる)。

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競合比較と市場での位置付け

スーパーカーの歴史において、1966年に登場したミウラは「ミッドシップ横置きV12エンジン」を市販車で初めて採用し、世界で初めて「スーパーカー(Supercar)」という言葉を使わせた金字塔です。

歴代オマージュモデルとの比較

モデルベース車両手法・特徴
ミウラ コンセプト(2006年)ガヤルドベース(ワンオフ)Walter de Silvaによる完全レトロデザイン。市販化はされず。
アヴェンタドール ミウラ オマージュ(2016年)アヴェンタドールミウラ誕生50周年記念。世界限定50台のカラー&ステッカー仕様。
カウンタック LPI 800-4(2021年)シアン FKP 37カウンタック誕生50周年記念。専用デザインボディ(世界限定112台)。
レヴエルト ミウラ60(2026年・予想)レヴエルトミウラ誕生60周年記念。世界限定99台の専用グラフィック仕様。
ランボルギーニ・ミウラ・コンセプト(イエロー)のリア
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一部のファンやメディアからは「伝説のミウラを名乗るならば、もう少し特別なボディワークを与えても良かったのではないか」という声も聞かれていて、しかし「そうなると」開発に非常に長い時間がかかるため、そしてもちろん車両価格もとんでもなく高くなってしまうことが考えられ、よって今回の手法が正解であったのかもしれません。

それでも限定99台という極めて少ない生産数に加え、レヴエルト自体の納車待ちが数年単位に及ぶ世界的な人気を考えるならば、この60周年モデルも発表と同時に完売→プレミアム価格で転売となることは間違いなく、「新たなる伝説」となることが予想されます。

結論

ランボルギーニ「ミウラ」の誕生60周年を祝うスペシャルエディションは「過去のフォルムをそのまま蘇らせるノスタルジーではなく」現行最強のPHEVフラッグシップ「レヴエルト」に伝説のカラーリングを纏わせるアプローチを採用しており、「過去を復刻するのではなく、常に未来のスーパーカーを創造する」というヴィンケルマンCEOの信念が貫かれた格好に。

ゴールド(あるいはシルバー)のアクセントを効かせたV12ハイブリッドの姿は、伝統と最先端が交錯する特別な存在感を放つことは間違いなく、モントレー・カー・ウィークでの正式発表にて、どのようなストーリーとともに実車が披露されるのかを楽しみに待ちたいと思います。

ランボルギーニ・ミウラのヘッドライト~まつ毛
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参照:TheSupercarBlog

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