関空駐車場にEV用駐車スペースが増加中。
今まではごく一部しかその用意がなかったのですが、現在はほぼ各フロアに部分的に設置されており、ただし「どこのあるのか」わりにくいのがちょっとした問題。
なお充電は無料(200V普通充電)で、旅行中は充電しっぱなし(そのスペースに置きっぱなし)で良い、と記載があります。
ぼくの家から関空まではおよそ80キロほどありますが、往復することを考えると(充電しない場合)帰り道には必ずレンジエクステンダーを作動させる必要があり、そしてレンジエクステンダーを80キロくらいの距離使い続けると高い確率で「エラー」が出るため、この関空の充電器設置は非常に助かります。
ただし充電ケーブルは用意されていないので、自宅等で使用している充電ケーブルを持参する必要があるので要注意。
EVは色々と我慢する必要があったりしますが、それでもこういった「EV専用駐車スペース」に駐車できるのはありがたく、こういったときは「EVに乗っていてよかった」と思います。
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残念ながら現在はアメリカ国内にのみ留まるようですが、取り急ぎアメリカ国内に50基以上のDC急速充電器を設置するようですね。
やはり自社のEVを売りたいがため、いずれのメーカーも排他的になってしまう傾向があるのは仕方がありませんが、今回のように広い視点にてEV普及のために手を取り合うのは素晴らしいことだと思います。
日本国内だと日産リーフ「e-POWER」のヒットで明確になったように、多くの人の(EV購入に際しての)懸念は「充電」「航続距離」ということだと思いますが、これを解決するには充電設備の拡充しかなく、やはり充電ポイントはどんどん増やして欲しいところ。
加えてその利用方法や「空き情報」も重要になってくると考えており、というのもEVの充電はガソリンとは異なり「すぐに完了」というわけにはゆかず、時間を要するため。
これには「予約」という概念が必要になるかもしれませんが、予約どおりにちゃんと行けるのか(そもそも車で行くので電車のように正確ではない)、行ったとしても誰かが充電器を使っていたらどうするのか、もしくは予約がある際に充電器を使用できない仕様にした場合、予約と予約の僅かな合間でも「飛び込み」使用できるようにするのか、予約しても「来れない」場合はユーザーがちゃんとキャンセルを入れるのか、等様々な懸念もありますね。
そう考えると理想は「ワイヤレス充電」で、走っているときにもEVへと直接充電できるシステムが実用化されるといいなあ、と思います。