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【伝説復帰】R36 GT-Rの開発に「ミスターGT-R」こと田村宏志氏が参画か。ゴジラの父が語る“熱い”構想とは

【伝説復帰】R36 GT-Rの開発に「ミスターGT-R」こと田村宏志氏が参画か。ゴジラの父が語る“熱い”構想とは

Image:Nissan

| ただしもっとも重要なのは「日産の体力」であろう |

記事のポイント(要約)

  • 「R36に関わりたい」: R35開発責任者の田村氏が、次世代プロジェクトへの参画意欲を公式に表明。
  • “情熱”へのこだわり: 加速や数値だけでなく、ドライバーの魂を揺さぶる「感性」の重要性を強調。
  • 内燃機関の残り香: 「エンジン音が欲しい」と語る田村氏。フルEVが噂される中、ハイブリッド案も浮上か。
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Image:NISSAN

GT-Rの父・田村宏志氏が沈黙を破る

日産GT-R(R35型)を18年間にわたり進化させ続け、世界中のファンから「GT-Rのゴッドファーザー」と慕われる田村宏志氏。

現在は日産のブランドアンバサダーを務め、半引退状態にある彼が、次世代モデル「R36」について驚きの発言を残したことが明らかに。

今回フィリピンで開催されたイベントのQ&Aセッションにて、田村氏は「R36プロジェクトの一部になりたい」「コンサルタントとして日産をサポートする準備はできている」と語り、次期型GT-Rへの並々ならぬ情熱を露わにしたことが報じられています。

さよならR35 GT-R、18年の歴史に幕 — 最後の一台が工場から出荷。日産「R35 GT-Rで培われた技術や哲学は、今後のモデルに引き継がれる」
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R36に求められるのは「スペック」ではなく「パッション」

田村氏がR36に求めるもの、それは単なる馬力の向上ではありません。

「将来のGT-Rには、少なくともエンジンの鼓動が感じられる何かが残ってほしい。これは会社の方針ではなく私の個人的な願いだが、情熱を感じられるクルマであるべきだ」

現在、日産は1,300馬力超の次世代EVコンセプト「ハイパーフォース(Hyper Force)」を披露しており、次期GT-Rは完全電動化されるとの見方が強まっています。

しかし、V6への転換やDCTの採用など、常に「合理的かつ情熱的な破壊」を繰り返してきた田村氏が加われば、単なる“速い電気自動車”ではない、全く新しいゴジラが誕生するかもしれません。

日産
日産「次期GT-Rのためのプロジェクトが存在し、実際にそこで働く人がいます」。しかしこの状況で日産はGT-Rに多くのリソースを割くことはできないであろう

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次世代GT-R(R36)に囁かれる3つのシナリオ

現在、R36を巡っては以下の3つの方向性が噂されています。

シナリオパワートレイン特徴・可能性
フルEV案4モーター全輪駆動 (1,300hp+)「ハイパーフォース」の流れを組む全固体電池モデル。
ハイブリッド案V6ツインターボ + モーターR35のプラットフォームを改良し、エンジン音を継承。
4ドア・スポーツ案電動 or ハイブリッドスカイラインGT-Rのルーツに立ち返り、実用性を兼備。
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さらに田村氏は「GT-Rの空白期間(R34とR35の間)も日産は決して諦めなかった」と語り、ファンに対して「忍耐強く待ってほしい」と呼びかけてもいるため、こういった情熱を持ってすれば、この苦しい状況の中においても「R36 GT-R発表」の声を聞くことができるかもしれませんね。

日産GT-R
日産GT-Rの「ゴッドファーザー」かく語る。「GT-Rは日産のDNAの象徴でありドライビングプレジャーを体現する車」「できればエンジンを残したい」「どうか新型R36 GT-R登場まで辛抱強く待っていただきたい」

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過去の成功が証明する「田村マジック」の正当性

かつて田村氏がR35で「直6からV6への変更」や「マニュアル車の廃止」を決断した際、多くのピュアリストから批判を浴びたのもまた事実。

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しかし結果として、その決断は完璧な前後重量配分と、当時のスーパーカーを凌駕するシフトスピード(さらにはニュルブルクリンク ノルドシュトライフェのラップタイム)を実現し、GT-Rを世界一の座へと押し上げることとなっています。

もしR36の開発に彼が加われば、例えそれがEVであっても、我々が想像もつかない方法で「GT-Rらしさ」を吹き込んでくれることとなるのかもしれません。

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Nissan-GT-R (7)

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結論:ゴジラの咆哮は途絶えない

田村宏志氏という「魂」がR36に関わることは多くのファンにとって最大の安心材料となることは間違いなく、数値上の速さだけでなく、運転席に座った瞬間にアドレナリンが吹き出すような「パッション」を持ったクルマ。

それこそが、ぼくらが待ち望んでいる次世代GT-Rの姿でもあり、それを実現してくれるのが田村宏志氏その人だと思われます。

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日産
日産が公式に新型GT-Rについて言及。「ポルシェをそのホーム、つまりニュルで打ち負かすことは次世代GT-Rでも必須です。なんらかの電動化もなされるでしょう」

Nissan | ただし現時点では正式に新型GT-Rの開発は開始されていないと言われる | R32、R35世代のGT-Rのように、次世代GT-Rにおいても「現実を歪曲するくらい」の速さを見せて欲しいも ...

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現在の日産のトップ、イヴァン・エスピノーサ氏も「GT-Rは必ず復活させる」と明言しており、ゴジラが再び目を覚ますその時、隣にはきっと、あの「ゴッドファーザー」の姿があるはずです。

日産
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参照:Autoindustoriya

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