ドゥカティ・ディアベルとファッションブランド、ディーゼルがコラボ。
ドゥカティは「スクランブラー」においてもファッションブランドである「イタリア・インディペンデント」とコラボしていますが、まさかディアベルとディーゼルがコラボとは、という感じ(ディーゼルは以前にフィアット500ともコラボしたことがある)。
当然のように限定モデルとなりますが、限定台数は「666台」。
666は新約聖書にて「獣の数字」転じて”悪魔”を意味しますが、「ディアベル」自体も「悪魔」の意味なので、これはよく考えられた数字ともいえますね(ディアベルについては、試作品を見たエンジニアが「悪魔だ。これは悪魔だ」とつぶやき、そのまま製品名になったと言われる)。
なお発表は1/20にイタリアで開催されるモーターエキスポ、発売は4月から。
ドゥカティ・ディアベル・ディーゼル最大の特徴はスチームパンク風のタンクで、溶接跡を残したもの(プレートをつなぎ合わせたのではなく、標準のタンクの上から溶接跡を付けている?)。
フェアリング(バイザー)にも同じ加工が施されています。
なおサドル(シート)は本物のレザー。
その他はブラックのインテークとやはり溶接加工が施されたカバー、ディーゼルのロゴプレート、レッドのLCDディスプレイ、レッドのブレンボキャリパー、マットブラックのフェンダー、ジルコートが施されたエキゾーストパイプなど。
エキゾーストのコーティングははランボルギーニ・ガヤルド・スーパーレッジェーラにも採用されており、これはランボルギーニとの技術共有かもしれませんね(ランボルギーニは現在ドゥカティの親会社)。
フレームには「DUCATI DIAVEL DIESEL」、そして「NEVER LOOK BACK」と記されたプレート。
映画「ワイルド・スピード・トーキョー・ドリフト」でハンが「人生はシンプルだ。一旦決めたら振り返らない(Life is simple, make choices, never look back.)」と言っていたのを思い出します。