GUY ROVER(ギローバー)のシャツを購入。
ぼくはこれまでシャツを着る機会がほとんどなく、よってシャツを購入する機会も「こだわり」も無いのですが、最近にわかにシャツを着る機会が増えており、「まともなシャツを買わないとな」と考えたのですね。
現在保有しているシャツは「サイコバニー」のものが三枚ありますが、これらはいずれもオックスフォード地のボタンダウンなので、今のトレントとはちょっとかけ離れたもの(それでも襟付きの服を要求された時くらいにしか着ないのですが)。
よって今回は現在の流行に即したスリムフィットで、薄い生地のものか、逆にザクっとしたニットっぽい柔らかい素材のものを探すことに。
そこで色々と店頭でチェック知ってみたところ、ギローバーのシャツがコストパフォーマンスが高いのではという結論に。
調べてみるとギローバーはイタリアのメーカーで1967年設立で「オールマシンメイド」が特徴、とのこと。
ハンドメイドをウリとするシャツメーカーも多い中、マシンメイドを表に出すのは結構珍しいと思いますが、その分生地や作りに比べてかなり価格が安い、と考えています。
ぼくは決してハンドメイドがいいとは思っていなくて、ハンドメイドよりもマシンの方が正確性に勝る部分もあると考えているのですね。
かつハンドメイドはコストが非常にかかるわけですが、それは「必要なコストかどうか」見極めるのも重要。
つまりマシンメイドで済むところを「わざわざハンドメイドで製造する」必要はなく、そのためにコストが上がってしまうのは、「コストをかけている」というのとはちょっと違う、ということです。
それは「コストをかけている」のではなく「コストがかかってしまっている」のであり、メーカー側の設備投資の不足を「商品の価格」という形で消費者が負担しているだけだ、とぼくは考えています。
さて購入したギローバーのシャツですが、素材はコットン100%、カラーはネイビー。
ちょっと荒い糸で織られた生地で柔らかく、ハートマークが織り柄で表現されているのが特徴となっています(レオンあたりだと、このハートマークは近づかないと見えないので”ニキータと近づく口実に。ムフフ”などと記載されていそうですね)。
襟はカットオーバー、前立ては3センチ。
カフスは角丸。
左手側のみに刺繍。
セールにて14,000円くらいでの入手ですが、「イタリア製シャツの入門用」と言われるだけあり、優れた作り、デザイン、そして生地を持っている、と考えて良さそうですね。