| このところのダッジの勢いはあまりにスゴすぎる |
残り6モデルの”ラストコール”発表も楽しみでならない
さて、先日ダッジは「2023年モデル限りでチャレンジャーとチャージャーを終了させる」と発表していますが、その終了に際して今月から11月にかけ、「ラスト・コール」と呼ばれる合計7つの特別仕様車を発表する、とコメント済み。
そして今回発表されたのが「ダッジ・チャレンジャー・シェイクダウン」なるスペシャルバージョンですが、これは2016年にSEMにて発表されたコンセプトカーをベースにしたものだと紹介されています。
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ちなみにこちらが2016年のSEMAショーに出展された、1971年のダッジ・シェイクダウン・チャレンジャー・コンセプト。
ダッジ・チャレンジャー・シェイクダウンはわずか1,000台の限定仕様
このダッジ・チャレンジャー・シェイクダウンはR/T スキャットパックをベースとしたもので1,000台のみが限定生産され、そのうちの半分は標準ボディをベースにデストロイヤーグレーへとペイントされ、残りの半分はR/Tスキャットパック「ワイドボディ」をベースにピッチブラックに塗装される、とのこと。
ただしいずれのボディカラーであってもブラックとレッドのストライプが、”モパー・シェイカー”フードの周りを取り囲むようにカーブしているのが特徴、さらに、これらのモデルには、”シェイカー”アンダーフードデカール、レッドの「392」フェンダーグラフィック、「Shakedown」スポイラーグラフィック、ブラックのチャレンジャーバッジ、専用のR/Tバッジが取り付けられます。
標準ボディのダッジ・チャレンジャー・シェイクダウンには20×9.5インチサイズのスリングショットホイール(ローグロスブラック塗装)が装着され、ワイドボディ版には、20×11インチのラップスピードホイール(カーボンブラック)が装着されることに。
両ホイールには、ブレンボ製6ピストンキャリパー(レッド)が装着され、足回りもボディ同様にブラックとレッドで引き締められるということになりそうですね。
なお、ダッジ・チャレンジャー・シェイクダウンのボンネットには、ほかの「ラストコール」シリーズ同様にブラシ仕上げが施されたアルミ製「Last Call」がプレートが装着され、このプレートには、車名、シルエット、そして "Design in Auburn Hills(デザイン・イン・オーバーン・ヒル) "と "Assembled in Brampton (アッセンブルド・イン・ブランプトン"というレタリングが施されています。※アメリカ製品はその出自を示すことが多い。アップルもこの例にもれない
ダッジ・チャレンジャー・シェイクダウンのインテリアもブラックとレッド
そしてダッジ・チャレンジャー・シェイクダウンのインテリアもブラックにレッドというカラースキームを踏襲し、シートは、ブラックのナッパレザーとアルカンターラ、そこに用いられるステッチは鮮やかなレッド。
このレッドステッチはコンソール、ステアリングホイール、シートにも施され、シートベルトにはデモニックレッドが用いられている、とのこと。
ダッジ最高経営責任者のティム・クニスキス氏によれば、「(エレクトリックモデルのデイトナや、チャレンジャーのオープンモデルが発表された)ダッジ・スピードウィークは終わったが、我々のブランドはマッスルカー界を震撼させる存在になるという点ではまだ終わっていない。スピードウィークで公開した未来の電動マッスルカー、ダッジ・チャレンジャー・デイトナSRTコンセプトとダッジ初の電動化車両、ダッジ・ホーネットR/Tに続き、我々はこれから6つの特別記念モデルを発表する」とのことで、これから発表される「ラストコール」シリーズにも期待がかかるところ。
これら7つのシリーズ全てを揃えることができる財力がある人は別として、ほとんどの人はいずれかの1台を購入することになるかと思いますが、7種類すべてが発表されるのを待っていては(最初の方に発表されたモデルが)完売になっている可能性も高く、どこかで腹をくくる必要も出てきそうですね。
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