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やはりEVの修理は高額だった。リビアンR1Tのリアコーナーを「ちょっと」ぶつけただけなのに修理費用324万円を請求される。その内訳は「ほとんど人件費」

2024/05/05

やはりEVの修理は高額だった。リビアンR1Tのリアコーナーを「ちょっと」ぶつけただけなのに修理費用324万円を請求される。その内訳は「ほとんど人件費」

Image:Reddit

| やはりリビアンの修理費用は高額である {

パーツ代金が高価というよりも修理にかかる時間が長すぎる

さて、ここ最近なにかとEVの修理代金の高さが報じられているところですが、今回もまたリビアンR1Tのリアをヒットしたのち、その修理に21,149.16ドル(現在の為替レートにて約324万円)もの金額要求されたというオーナーが話題に。

その損傷範囲は左リアの角とテールランプに限定され、一般的な感覚だと修理費用はせいぜい20−30万円といったところなんじゃないかという印象ですが、リビアン認定の工場へとこの車両を持ち込んだところ、上述のように324万円もの修理代金を請求された、というわけですね。

いったいなぜこんなことに?

損傷の範囲は上述の通り広くはなく、テールライトのハウジング、ボディ(リアフェンダー)の隅とその周辺。

ただし画像掲示板レディットにて共有された請求書を見てみると、時給120ドルから195ドルまでのさまざまな料金にてなんと合計94.1時間の労働時間が示されています。

なお、パーツ価格の合計は4,580.95ドル、税抜きでの修理費用は合計19,209.05ドル、そして税金を含めると21,149.16ドルという計算となりますが、つまり修理にかかる費用のほとんどは「人件費」。

そしてこの部分の修理にかかる人件費が高価になる理由は「この場所」に起因しており、というのもこの部分はパネル単位での交換を行うことができず、「いったんこのセクションのアウターパーツを切断し、再び溶接する必要がある」ため。

Hit by semi trailer while parked. $21K for Rivian certified fix.
byu/tortito inRivian

実際のところ、リビアンの修理は「本当に」高価である

そうやって聞くとその修理は(外観から想像するよりも)ずっと困難であることがわかり、「作業時間94.1時間」ということにも納得させられますが、今回の問題は修理を担当する工場の問題ではなくリビアンの構造そのものということになりそうです。

実際のところ、このショップの仕事ぶりは素晴らしく、あらかじめ提示された方法に則って「完璧」に修理がなされたそうですが、こういった案件がリビアン、そしてEVの保険料を押し上げる要因となっているのだと考えていいのかも。※今回の件については、「EVだから」というよりも「リビアンだから」と考えられる

なお、別のオーナーが同様の部位を破損し、そのオーナーはもっと高額な”610万円”という補修費用を請求されたものの、幸いにもデントリペアにて修理できる範囲であったため、(デントリペアにて)安価に修理したという例も報じられていますね。

リビアンR1Tのオーナーが車体後部をヒット。「修理費610万円」と判断された凹みを「無塗装、引っ張り出し」1/10の価格で修理した職人が話題に【動画】
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参照:Reddit

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