| さらにこのオーナーはパフォーマンスのアップグレードを行い、エレクトリクモーターの出力を向上させている |
見たところ、そのクオリティは非常に高い
さて、現在テスラの販売は非常に好調ではありますが、しかしテスラは車種そのもの、そしてボディカラーが少ないため、これだけ多数のテスラが出回ると「自分のテスラと他人のテスラとが被ってしまい、場合によっては自分のテスラと間違えて他人のテスラに乗ってしまう」という例も。
そうなるとやはり需要として出てくるのが「(他の人のテスラと自分のテスラとを差別化したいという)カスタム需要」であり、今回なんとも魅力的なモデル3のカスタムが登場しています。
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なんとテスラとポルシェのマッシュアップ
そして今回インスタグラム上にて公開されているテスラ・モデル3を見てみると、なんと「ポルシェ・ケイマンGT4 RS風」のフロントバンパーとフロントフードを装着しており、これはスワップではなく「ワンオフで制作したオリジナル品」なのだそう。
見たところ非常に精度が高く、正直「全く違和感がない」レベル。
ちなみにローダウンそしてホイール交換、ならびにBMW「Mモデル」風のドアミラーが装着されているようですね。
フロントフードは鍛造カーボン製で、ケイマンGT4 RSに採用されているNACAダクトも再現され(ポルシェのRSモデルの特徴でもある)、ポルシェ風のフードエンブレムも取り付けられています。※ヘッドライトも交換されているように見える
世界で唯一の「ポルシェコンバージョン」テスラ
なお、このラメ風ゴールドのボディカラーはラッピングであり、もともとのボディカラーはこのメタリックブルー。
トランクリッドにはやは鍛造カーボンファイバー製のリアスポイラーが取り付けられ、見たところ純正バンパーにリアディフューザーが組み込まれているもよう。
テールランプの発光グラフィックは「アウディ風」。
なお、このカスタム・テスラを製作したのは@qtrmleなるインスタグラムアカウントを持つオーナーですが、同氏いわく「世界で唯一のポルシェコンバージョン・テスラ」。
インテリアにも手が及び、ヨーク型ステアリングホイールはもやはり鍛造カーボン(金粉のようなものを封入している)。
特筆すべきは、このオーナーが「パフォーマンスのアップグレードを行なっていること」で、カナダのインジェネクスト社より発売されているゴーストステージ2キットにより、デュアルエレクトリックモーターの出力を高め、0-60mph(0-96km/h)タイムを3.2秒にまで向上させているといい、クォーターマイルは11.6秒、最高速度は115.8mph(186.4km/h)へ。
ハイブリッドカーやピュアエレクトリックカーにおいてなんらかの手をいれることは非常に難しく、というのも制御系のプログラムに手を入れる必要があるため(そしてこれをやるとトラブルが発生する可能性が高いため)ですが、現在約16万キロを走行しているものの「全く問題はない」のだそう。
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