| M3のクラッチのはずがF1のクラッチが来た |
BMW M3フォーラムに投稿された内容によると、アマゾンでM3用のクラッチを注文したところ、アマゾンが間違ってF1スペックのクラッチを送ってきた、というネタが。
実際に注文したのはE46世代のM3用クラッチで、しかし届いたのは全くの別モノ。
アマゾンにクラッチを注文する、ということ自体がちょっとした驚きではありものの、米国のアマゾンでは普通に車が購入できるので、意外や「一般的」となっているのかもしれません。
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アメリカではフェラーリ、ランボルギーニはじめ普通に車がアマゾンで買える。それらのレビューを見てみよう
届いたクラッチを見てびっくり
なお、クラッチを受け取ったM3オーナーは(当然ながら)最初はこれが何のクラッチなのかわからず、しかし画像と共にフォーラムにこれを投稿したところ、早速フォーラムのメンバーがこの製品を特定。
ZF製のF1用クラッチであること、一般には販売されていないものであること、そして330万円ほどの価値があることが判明(ZFもこれを認めている)。
クラッチは驚くほど小さく、4枚のプレートを内蔵。
画像の手前にペンが置かれていることからもそのコンパクトさがわかりますが、直径が小さい卯というのは「回転マスを抑える」ということが理由なのだと思われます。
もちろんF1用のパーツなのでコストは二の次で、いかに軽量コンパクトに作るかを重視したものだと思われますが、とにかく驚きの小ささです。
アマゾンがこのクラッチを在庫していて発送時に間違えたのか、それともアマゾンが注文を受けてZFに発注し、そこでZFが間違えたクラッチを発送したのかは不明。
前者であればアマゾンはこういったパーツを在庫しているということ、そしてF1チームすらもアマゾンでパーツを注文しているということになり、後者であればZFは注文さえあれば出荷がいつでも可能ということになりますね。
もちろんこれは「間違って配送」されたものなので変装する必要がありますが、ぼくらカーガイにとって、気持ち的には「返さずに記念に取っておきなくなる」のが人情というものかもしれません。