■そのほか自動車関連/ネタなど

今年のグッドウッド・ヒルクライムではクラッシュ続出。ポルシェ911 GT1、マクラーレンF1 GTR、発表前の新型メルセデスAMG GTもバリアに激突【動画】

2023/07/18

今年のグッドウッド・ヒルクライムではクラッシュ続出。ポルシェ911 GT1、マクラーレンF1 GTR、発表前の新型メルセデスAMG GTもバリアに激突【動画】

| いずれも幸いに破損の度合いは大きくなく、しかしこれだけの細いコースを攻めるのであればクラッシュも致し方ない |

ただし希少なクルマとなると補修にかかるコストが恐ろしい

さて、週末にかけて開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは名物プログラム「ヒルクライム」に注目が集まりますが、ここでは毎年様々なレアカーやクラシックカーなどが参加し、そしてここででの活躍を持って名をあげる例も少なくありません。

ただ、強烈にプッシュしすぎてクラッシュが連発してしまうのもヒルクライムの「名物」であり、今年もやはり多くのクルマがクラッシュしたもよう。

なお、コース脇には藁が積みあ上げられ、クルマや観客が大事に至らないように配慮され、実際に死亡はもちろん、怪我などが報じられていないのが幸いだと思います。

今年のグッドウッドではこんなクルマがクラッシュした

そこで今年のグッドウッドにてクラッシュしたクルマを見てみると、まずこちらはポルシェ911GT1。

レーシングナンバー「26」から判断するに1998年のル・マン優勝マシンそのものであり、ポルシェがル・マン100周年を記念して持ち込んだ車両なのだそう。

動画ではコントロールを失ってバリアにヒットする様子が見られ、ウイングを失ってしまうものの、大きなダメージには至っていないように見え、もとの状態に修復するのはさほど難しくないのかもしれません。

まさかのポルシェ911GT1のレビューが登場
【動画】まさかのポルシェ911GT1のレビューが登場!「リアフードを開くには六角レンチを13回転半」「エンジンをかけるにはPC接続してまず設定」

| 一方でその細部や構造はレーシングカーというよりは市販車クオリティ | さて、先日はメルセデス・ベンツCLK GTRを紹介してくれたDKエンジニアリングですが、今回はポルシェ911GT1を紹介。なか ...

続きを見る

そしてもう一台「1990年代を象徴する」耐久マシン、マクラーレンF1 GTR”チームラーク(レーシングナンバー「60」)”がクラッシュに見舞われることに。

この個体は服部尚貴とラルフ・シューマッハが全日本グランドツーリング選手権(JGTC)でドライブしていたマシンであり、1996年シーズンには初優勝を飾り、60号車はその後にもスポーツランドSUGOなどで優勝を記録しています。

https://youtu.be/DEa-b0jvm-U

世界に一台。レース用のマクラーレンF1 GTRロングテールを公道仕様へコンバートした車両が販売中

| おそらく1台のみ?マクラーレンF1 GTRロングテールの公道仕様が販売中 | なんとマクラーレンF1 GTRロングテールの「公道走行可能な」モデルがエキゾチックカーディーラー、トム・ハートレイにて ...

続きを見る

そしてこちらは1978年でデビューしたBMW M初のスーパーカー「M1」のワンメイクレース仕様、M1プロカーのクラッシュ。

このシリーズは一定の成功を収めたと捉えてよく、現在でも多くのM1プロカーのコレクターがヒストリックイベントにて車両を走らせる姿を見ることができますね。

https://youtu.be/QE-oMYdGNUA

【動画】わずか2年しか走らなかった幻のレーシングカー「BMW M1プロカー」。当時のメカニックがパーツ在庫を引き取り、今でもスペアパーツから新車を作り出していた
【動画】わずか2年しか走らなかった幻のレーシングカー「BMW M1プロカー」。当時のメカニックがパーツ在庫を引き取り、今でもスペアパーツから新車を作り出していた

| まさか今でもM1 プロカーが生産されていようとは | 正真正銘、100%BMWの純正パーツにて生産中 さて、BMWは今年でM社の50周年を迎えますが、そのM社初の専用市販モデルが「M1」。そしてB ...

続きを見る

そしてこちらはメルセデス・ベンツがグッドウッドに持ち込んだフルモデルチェンジ版の新型メルセデスAMG GT。

いくつかのコーナーでテールをスライドさせギャラリーを盛り上げていたものの、路面がウエットでもあったためか思わずコースアウト。

ただしそこまで大きな損傷はなく、まず問題はなさそうです。

新型メルセデスAMG GTが米国の高速道路にて目撃!おそらくは4気筒エンジン搭載のエントリー/ラグジュアリーモデル?【動画】
新型メルセデスAMG GTが米国の高速道路にて目撃!おそらくは4気筒エンジン搭載のエントリー/ラグジュアリーモデル?【動画】

| 新型メルセデスAMG GTの発表はおそらく今年9月ではないかと見られているが | 現時点ではその詳細は謎に包まれている さて、ここ最近ニュルブルクリンクにて何度か目撃されているフルモデルチェンジ版 ...

続きを見る

ヒョンデのコンセプトカー、RN22eは盛大にクラッシュ。

グッドウッド・ヒルクライムの「難所」と言われる場所でコントロールを失ってしまい、干し草バリアに相当な勢いで突っ込むこととなっていますが、自走不可能なほどの損壊を喫しています。

https://youtu.be/PTnKNi5YHtQ

ヒョンデがエレクトリックハイパフォーマンスコンセプト「RN22e」発表!まだ他社が参入していない高性能電動車に先鞭をつけその存在感をアピール
ヒョンデがエレクトリックハイパフォーマンスコンセプト「RN22e」発表!まだ競合他社が参入していない高性能電動車に先鞭をつけその存在感をアピール

| もしかするとヒョンデは電動化の波に乗り、逆に波に乗れないトヨタやホンダに大きく差をつけることになるかもしれない | いずれにせよ、今後のヒョンデの動きには要注目 さて、ヒョンデは「1974年のヒョ ...

続きを見る

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードではこんなクルマも走っている

このグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは非常に注目度が高く、またSNSやYoutube上での拡散性も高いため、多くの自動車メーカーがニューモデルを持ち込むことでも知られますが、中には上述の新型メルセデスAMG GTのように「未発表」モデルも含まれます。

さらにはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードが「初デビュー」となるクルマも多数存在し、まずこちらはに日曜日のハイライトをまとめたグッドウッド公式動画。

ミック・シューマッハ、セバスチャン・ベッテルといった著名ドライバーのドライブするF1マシンも登場します。

こちらは昨年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて驚愕のタイムを記録した「小さな巨人」、マクマートリー・スピアリング。

昨年のヒルクライムはまさに「世界が動いた」瞬間でもありましたね。

あの「小さな巨人」マクマートリー・スピアリングがゼロヨン世界最速7.97秒を記録しリマック・ネヴェーラを抜く!この速さはもうワケがわからない【動画】
あの「小さな巨人」マクマートリー・スピアリングがゼロヨン世界最速7.97秒を記録しリマック・ネヴェーラを抜く!この速さはもうワケがわからない【動画】

| ここ数年、このマクマートリー・スピアリングよりも驚かされたクルマはほかにない | 現在市販に向けて仕様を調整中、ただし価格は2億円くらいになるもよう さて、今年登場したクルマの中で、もっともぼくが ...

続きを見る

こちらは40台のみ限定、ブガッティ史上もっとも過激なハイパーカー、「ボリード」。

ブガッティのサーキット走行専用ハイパーカー「ボリード」の仕様はこうやって決めてゆく。ブガッティがその歴史やコンセプトを顧客に提示し、そのイメージを形成することに
ブガッティのサーキット走行専用ハイパーカー「ボリード」の仕様はこうやって決めてゆく。ブガッティがその歴史やコンセプトを顧客に提示し、そのイメージを形成することに

| ブガッティのクルマはすべてにおいて自由度が高いだけに、仕様を決めるのにも相当な時間がかかるもよう | 仕様決めの段階でデザイナーやエグゼクティブと話すのもまたとない経験となりそうだ さて、ブガッテ ...

続きを見る

AMG Oneの助手席から見たグッドウッド・ヒルクライム。

発表から6年、ついにメルセデスAMG Oneが納車されたコレクター。その驚きの納車の儀を動画にて紹介。納車スペースはAMG Oneの世界観がとことん貫かれる
発表から6年、ついにメルセデスAMG Oneが納車されたコレクター。その驚きの納車の儀を動画にて紹介。納車スペースはAMG Oneの世界観がとことん貫かれる

| ここまでの演出がなされるのであれば、AMG OneのオーナーはAMG本社までクルマを引き取りにゆくしか無いだろう | もちろん、「納車の儀」の後は自宅までAMG Oneを届けてもらえるものと思われ ...

続きを見る

フェラーリのワンオフモデル、KC23。

フェラーリの最新ワンオフモデル「KC23」公開。アクティブボディパネル、着脱式ウイングにて「天使から悪魔」へと変化する二面性を持ち、ボディカラーには液体金属を使用
フェラーリの最新ワンオフモデル「KC23」公開。アクティブボディパネル、着脱式ウイングにて「天使から悪魔」へと変化する二面性を持ち、ボディカラーには液体金属を使用

| おそらくはこれまでに製作されたフェラーリのワンオフモデルの中で「もっとも未来的」 | フロントは499P、リアはフェラーリ・ヴィジョン・グランツーリスモにインスパイア さて、フェラーリが「フェラー ...

続きを見る

ランボルギーニ・レヴエルト。

日本でも「6000万円以上」という価格にて発売がなされたランボルギーニ・レヴエルト。本社工場からは色とりどりの個体が登場【動画】
日本でも「6000万円以上」という価格にて発売がなされたランボルギーニ・レヴエルト。本社工場からは色とりどりの個体が登場【動画】

| この高額さにも関わらず、すでに2年分以上の生産台数が完売済みといわれている | 近年のランボルギーニの人気は凄まじい さて、日本でも正式発表がなされたランボルギーニの新型フラッグシプスーパーカー、 ...

続きを見る

こちらはマクラーレンP1「スパイダー」。

もちろんマクラーレンはP1のオープンモデルを製造しておらず、マクラーレンの競技用モデルを市販スペックへとコンバートする等の活動で知られる英国のレーシングファクトリー、ランザンテ(Lanzante)によってカスタムされた車両です。

発表から10年が経過した今、マクラーレンP1「スパイダー」が登場!オープン化に伴い内外装がアップデートされ「新型車」といっても通じそう
発表から10年が経過した今、マクラーレンP1「スパイダー」が登場!オープン化に伴い内外装がアップデートされ「新型車」といっても通じそう

| 新規製造ではなく、オーナーが所有するマクラーレンP1をオープンモデルへとコンバート | もちろんそのコンバージョン価格はP1本体よりも高そうだ さて、英国レーシングファクトリー、ランザンテ(Lan ...

続きを見る

参照:Johnny's Travel, FROGEA, Luca Racing, TFJJ, Jacun, Goodwood Road & Racing, Rana65556

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

-■そのほか自動車関連/ネタなど
-, , , , , , ,